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抗うつ薬の体験談【アモキサン・パキシル・レキソタン】

ここ5〜6年ほど、症状の波はありますが、抗うつ剤を服用しています。これまでにいくつか抗うつ剤を使ってきて、ここ2年ほどでアモキサンに落ち着きました。

以前はパキシルを中心に抗不安剤などを併せながら服用していました。効果はあったようで、一度は寛解と言われるところまで来たのですが、その間の副反応には悩まされました。主な副作用として、口の中の渇き、物忘れ、手指の震えと痺れ、ふらつきなどがありました。


それでも症状が改善されるメリットを取り、服用を続け、医師の指示通りに増薬・減薬をして、一度は薬を飲まないでも生活できるようになりました。しかし、2年後にうつ症状が再び出始め、治療を再開、その間引っ越しをした事情もあって病院を変え、薬も見直しとなりました。

丁寧な問診ののち、処方された抗うつ剤がアモキサンでした。以前の治療で一時期躁状態の傾向が見られたため、初期の服用は非常に慎重に行われました。少量から始めて、現在は10mgを2カプセル、20mgを服用しています。併せて、寝付きが悪いので睡眠導入剤としてサイレースとマイスリーを就寝前に服用、またレキソタン1mg錠剤を体調に応じて服用しています。

アモキサンを中心にした治療になって一番ありがたかったのが、前回の治療よりも副反応が私にとっては少なく、生活に支障があまり無くなったことです。口の渇きは全く無いとは言えませんが段違いに良くなりました。物忘れと手足の震えや痺れは今のところ見られません。ふらつきもほぼ無いと言っても良いです。ありがたいことに私の現在の症状・体質・体調に薬が合ったのだと思います。

今まで無かった副反応としては、アモキサンを20mgを超えて服用した時にでる眼の調節障害です。普段の服用は20mgなのですが、調子の悪い時に量を増やしてもらう時があり、その際に眼の不調が起きます。現在は眼鏡(拡大鏡)をかけることでどうにか対応ができています。

量も含めて現在の処方に落ち着いて1年余りが経ちました。調子の良し悪しはもちろんあって、時々寝込んでしまうことはありますが、仕事を含めて日常生活をなんとか送れており以前と比べて副反応の悩みが減ったため、現状には概ね満足しています。

もちろん、症状がさらに改善されて、薬が要らなくなることがベストではあるとは思いますが、焦らずに治療を続けていきたいと考えています。また、現状維持を壊すことはなかなか勇気の要ることではあるのですが、より現在の自分に合った処方、治療法があるのでは無いかという視点は持ち続けていたいとも思っています。

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