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抗うつ薬の体験談【デパケン】

最初入院していた病院は、完全閉鎖病棟で、少しでも体調が悪くなると、薬の種類や量が増えていました。

いつの間にか、副作用が発症して、日に日に家族との面会時に、家族によだれが垂れているとか、眠たいの?と、虚ろな眼になっている状況を指摘されました。

自分では全然気づきませんでした。

面会や外出・外泊時に、段々と浮腫が酷くなり、呂律が上手く回らない状況や、よだれが垂れる状況、虚ろな眼の状態が全く良くならないので、家族が強制退院の申請をして、他の病院への転院の手続きをしてくれました。

転院した病院は、一部閉鎖病棟でよほど酷い病状でないと使用出来ない所で、朝7時から夜19時までの時間は、自由に出入り出来て売店や散歩など精神的に負担にならないように工夫されていました。

家族との面会は、時間内ならいつでも大丈夫だったので、さみしい思いも少なくてとても安心出来ました。

転院先での診断では、何故こんなに薬の種類と量が多いの?と言われて、これでは多過ぎるから、減らしながら調整して行きましょうと言われました。

メインで、処方されていた薬はデパケンという薬で、デパケンをメインにしながら他の薬と合わせて様子を診て行こうという事になりました。

薬の調整は、とても難しく副作用を伴いパーキンソン病になってしまい、薬を減らしながら点滴を受ける日々が続きました。

ある日、血液検査をした所、かなりの高数値で血糖値が上昇していて、糖尿病と診断されました。

食事も病院食を摂取しているし、朝と夕方には適度な運動で、ウォーキングをしていたので薬の副作用が出ている事が分かりました。

糖尿病の数値に影響与えている薬がデパケンという事が判明して、デパケンの量を減らし他の薬との相性を検討しながら自分に合った薬の処方を調整していきました。

今服用している薬になるまでに、3年もかかって調整して来ました。

過去のトラウマや人間関係で自分の意見が言えないと、精神的に不安定になってしまい、普段処方して貰っている薬が効かなく、過呼吸の発作を起こしてしまうこともありました。

頓服薬が必要不可欠な状態になってしまい、周りにいる人達がびっくりしてしまうほど、大変な状態になってしまうみたいです。

はっきりいって、発作が起きてしまうと自分は意識を失ってしまい、ほとんど記憶がありません。

周りの人が初めて見れば、変な人に見られているに違いありません。

そして周りに迷惑をかけているのも事実なので、常日頃、ヘルプカードを持ち歩いています。


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