うつ病・抗うつ薬の体験談を320件ほど公開しています(2020.7.25 現在)

うつ病の体験談【私のうつ病体験談】

フリーランスでライターをして15年になります。仕事はやりがいもあり、何より楽しく感じています。ただ、締め切りに追われるときは本当にきついです。

私が最初にうつ病を発症したのでは独立して3年目。仕事が軌道に乗り始めたころです。

私の主な仕事のスタイルは、初めにクライアントから仕事の依頼を受けてから取材に行きます。そしてその取材をもとにライティングするのでどうしても締め切りに追われがちになります。

仕事が詰まって締め切りに追いつかなくなったころです。急に仕事が出来なくなりました。

まったくやる気も起きませんし、常に気分が沈み込んでしまいました。それでも仕事は待ってはくれません。

何とかパソコンの前に座ってみるのですが、一行も書けない状態が続きました。そしてとうとうすべての締め切りに間に合わなくなったのです。

自分の心の弱さを感じていた私は心療内科を受診しました。結果は「うつ病」と診断され、抗うつ剤が処方されました。

薬の副作用はすぐに出始めました。眠い、集中力が全くでない、口が渇く。原稿を書くときは強い集中力を必要としますが、全く仕事が出来る状態ではありません。”仕事ができない”と激しく絶望しました。

相変わらず気持ちは落ち込み何も手につきません。休業補償があるわけではありませんので、何とか仕事ができる状態にまで回復しなければ生きていけません。

最初は何とか仕事をしようと発起するも、もがけばもがくほど気持ちは落ち込んでいきました。もうダメだと直感的に感じました。この時ある意味開き直れたのかもしれません。

それからなぜこんなことになってしまったのか考えました。仕事に追い詰められていたのだろうか?人間関係?元々持っている性格のせい?いろんな要因を考えました。

もちろん今は心を休めることに専念する時期だという事は理解していましたが、じっとしてはいられませんでした。何とか一日も早く治して復帰しなければと必死でした。

私のうつの状態は中程度との事でしたが、寛解は十分に可能だからしっかり治療しましょうと先生に言われました。しかし思うように心と身体が言う事をききません。

何となく抗うつ剤が効き始めたかなと思うようになるまで3か月を要しました。テレビを見て少しだけですが、笑えるようになってきたのです。本も少しですが読めるようになってきました。

またパソコンに向かえるようになるまで5カ月。やっと仕事が再開できると思えるようになってきました。まだ完全に復調したわけではありませんが、的確な薬物療法と心の休養で何とか光が見えてきました。

うつ病は恐ろしい病気です。心の持ちようだけで治るようなものではありません。的確な治療と、ある意味開き直りが必要です。うつ病は放置していれば治るという類の病気ではありませんので早めの相談が一番だと思います。

私も完全に仕事が出来るようになるまでもう少し時間がかかりますが、頑張って治していこうと思っています。