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抗うつ薬の体験談【レクサプロ】

抗うつ薬は意外と身近な薬です。眠れない程度の相談で内科に行っても、簡単に処方してくれます。私もうつ病を本格的に発症して20年、発達障害も発覚し、障害者手帳を取得した事もあって、ここ10年ほどは精神科に通院、抗うつ剤、精神安定剤を毎日服用しています。おかげさまで今は上手く心のバランスが取れるようになり、目立った副作用もなく、うつ病としては重度でも在宅の仕事に安定して取り組めるほどになっています。


生まれて初めて抗うつ剤を処方された時は、その効き目に私も家族もびっくりでした。睡眠薬ではないのに、とにかくよく眠るようになったのです。それまで半年ほど眠れなかった反動かと思うぐらいでした。しかし、これも永遠に続くものではなく、そのうちに薬に体が慣れたのか、昼間は普通に起きて過し、夜は眠ると言う正常な睡眠サイクルになりました。


現在は、3種類の抗うつ剤、精神安定剤を服用しています。中でもレクサプロと言う抗うつ剤を処方してもらってから、やる気を安定して発揮できるようになり、今、調子よく仕事にとりくめているのはこのおかげかな、と感じています。
私は何でも調べてみないといられない性分で、うつ病に関しても、抗うつ剤に関してもネットや病院に置いてある無料のパンフレットをたくさん読みました。特に抗うつ剤との付き合い方については、病院のパンフレットが詳しいです。抗うつ剤は医師に適切な量を調整しながら飲むものである事、勝手に辞めてはいけない事、薬を増やされたから悪化した、減ったから良くなったと言う意味ではない事がよくわかりました。


こんな私も時々、もっと元気になりたい、同世代の人と同じようにもっといろんな仕事に取り組みたいと思うのですが、主治医の先生は私にとって適切な薬の種類と量を調整して下さっているのです。抗うつ剤は睡眠薬と並んで怖い、と言う人もたくさんいます。しかし、医師の診断と処方、管理の元で服用すればそれほど恐れる薬ではないものなのだと身をもって感じています。


他の病気もそうであるように、抗うつ剤だけでうつ病を改善することはできません。薬を使いながら、環境調整、医師のアドバイスを仰がなければ改善できないものです。私は精神疾患や発達障害を抱える人の自助グループに参加しており、ここでも当然、抗うつ剤や精神安定剤の話が出てきますが、どんな薬を処方してもらうか、以上に医師との付き合い方、コミュニケーションのとり方の大切さを感じています。


レクサプロジェネリック5mg

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