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うつ病の体験談【鬱病の体験談】

もともと活発で、仕事も出来て認められていましたし、一所懸命に勉強して一級建築士の資格もとりました。そんな自分が、まさかうつ病になると思いませんでした。発症したのは30歳すぎでした。

私は若くに結婚をして失敗してしまい、バツイチで再婚していた頃でした。

書ききれないほど、色々なことがありますが、一番は主人が帰ってこなくなったことです。私は毎日イライラしていました。自分の体の中にもう一人誰かがいる感じで、その女性はすごく怒っているのです。

主人が帰らずに、神経的にもまいってしまった私は病院へ行きましたが、心療内科というのはすぐには受診できず予約制なことを知りました。食欲もなくなり、何日も眠れず、幻覚や幻聴が現れ、だるくて体はまったく動かなくなっていきました。

その日は、朝方ふらふらと主人を探しに出ている時に意識が遠のき、倒れてしまいました。誰かが病院へ連れてきてくれたようでしたが、そこでも、精神科はなかなかみてくれませんでした。それから治療を始めるも、主人とは結局、別れました。

自殺未遂をしても死ぬことができないなら、死なせてもらえるまで生きようと思いました。

そして、結婚三回目をして、子供が三人生まれました。妊娠中も薬は減らして飲んでいましたが、長女出産後あたりから、うつ病は殆どなくなりました。末っ子を産んだ頃は、もう、自分がうつ病だったことなんて忘れてしまって、薬も飲まなくて大丈夫になりました。

それが、長女が7歳になる頃から、嫌な感じがして早めに心療内科へ行きました。またうつ病になってしまいました。もう50歳。

子供がいるから死なないだけで、毎日死にたい、誰か助けてという思いですごしています。

今は、とにかく体が重くて食欲はまったくなくて、殆ど食べていません。夜はまったく眠れずに何日も過ぎます。そして、だるくてすぐベッドへ入っては、横になるとほっとするので日常の家事もほとんどできません。できれば、ずっとベッドに横になっていたいくらいです。

子供がわかる歳になってきましたから、ママ、また寝るの?いつ元気になるの?ママともっと一緒にいたいし、遊びたいと言います。

食事も作れなくなり、ワタミのお弁当です。それも子供は最初、お母さんが作ってくれたものが食べたいと言っていましたが、今は逆に気遣ってか、なにも言わなくなりました。