中学生の頃にうつ病を発症し十数年経った今も完治には至らず、社会人になっても激務が続き仕事もままならないため悪化の一途です。
うつ病になってしまうとどうなるのか、心身に起こること、うつ病生活のなかで私が経験したことや思ったことなどをご紹介します。
1.うつ病になりやすい性格は?
生真面目で完璧主義、自分に厳しく他人にはある程度の寛容はあるが自分の立場だったら許せない・あり得ないと思ってしまう人だと思います。
自分に厳しいとつい高いハードルを掲げてしまい、いつの間にか自分自身に負荷を与えてしまっています。
2.無気力→ハイ状態→無気力の繰り返し
いわゆる躁鬱と言われる状態のことです。心身が疲れ切ってしまいうつ病になると無気力になってしまいますが、逆に活動的にもなることがあります。
ですがこれもある程度の時期が過ぎるとまた無気力状態に戻ってしまいます。
3.体重の増減
うつ病になると食欲がなくなり体重が減るとよく言われますが、逆に食欲が増して太ってしまう場合もあります。私の場合はその両方を経験しました。
無気力状態の時は食欲がなくなり、ハイ状態の時は食欲がありました。身体にストレスを与えてしまい余計に体調も悪くなります。
4.休学や退職への罪悪感
うつ病になってしまうと、とてもしんどいです。学校や仕事に行くことがままならなくなり、心身共に疲れ切ってしまいます。
本来行かなくていけない学校や仕事に行っていないことへの罪悪感、誰もがしていることをできないことの焦りや不安などで押しつぶされそうな感覚になることも度々ありました。
5.理解してくれる誰かがいてくれること
なにも家族や友達や恋人が理解者でなくても大丈夫なのです。家族が理解してくれることの安心感は大きいですが、そうもいかないのが現状です。
SNSなど、ネット上だけでも本音を話せる誰かがいてくれるだけでも、心強さと自分だけではないと思える肯定感も得ることができます。
6.病院に行こう
自己診断ではなく病院に行きましょう。医者にうつ病だと診断されると、これは病気なんだと思うことができます。
うつ病になってしまうことは悪いことではありません。ちゃんとしたお薬を貰うことができ、心身共に自分をコントロールすることもできるようになっていきます。
定期的に主治医やカウンセラーとも会って話すので心配事なども気軽に話すことができます。
7.ひとりじゃない
うつ病は1人では治すことも改善することも難しいです。話せる人がいるなら息抜きを、解消できる趣味などがあるならリラックスを、そして誰かを頼ること。全てが大事です。
うつ病とうまく付き合っていけるようになれたらいいですね。