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抗うつ薬の体験談【エビリファイ】

当病歴は7年になります。18歳で高校を卒業後、初めて勤めた会社で業務オーバーフローして、うつを発症しました。

初めて心療内科・精神科を受診した時はカウンセリングだけでしたが、1ヶ月経っても症状が改善されないため、エビリファイから処方されました。それから、症状の改善に向けて、薬の量や種類はドンドン増えました。

以下が私が服用している薬です。「フルニトラゼバム」、「フィコンパ」、「トリプタノール」、「エビリファイ」、「ラモトリギン」、「テトラミド」、「トピラマート」以上です。

朝4錠、昼3錠、夜4錠、睡眠薬はなんと13錠!「発作を抑える」「意欲を向上させる」「眠りに入りやすくする」という作用がある薬ばかりです。これほどの薬を飲む必要が出てきたのも、2年前からです。

最初の仕事を辞めたのは6年前。5年間はアルバイトを始めては体調を崩して、辞めてしまう生活を繰り返してました。

いよいよ医師から「鬱を伴う気分障害が見られます。障害者手帳を取得して、自立した生活を送るために必要な支援を受けませんか?」という勧めをもらい、1年前に障害者手帳を取得しました。

それから就労移行支援事業所という「障害者が一般企業へ就職することを支援するために事業所」で、職場を想定したオフィスでの訓練から、日常生活の改善まで取り組みました。

その一つに、医師による薬の調整もありました。そして、前記のような薬を飲むことが当たり前の生活は1年ほど続いています。おかげで症状は出ておらず、2020年2月現在、障害者雇用枠で就活中です。

しかし、確実に自立した生活を送るための活動はできている反面、普通の感覚で言えば信じられないような量の薬を、日常的に飲んでいる私を見ている家族からは「薬に依存しないか心配」という話をよくされます。

実際、薬を飲み忘れたり、薬を購入出来ない状態になってしまった時、果たして私はまともな行動ができるのか不安ではあります。鬱状態になって動けなくなったら、110kgの巨漢である私を運べる人なんていません。常に「自分は自分の脚で歩かないと動けない」という事実が鼻についてしまいます。

だからこそ、薬の管理は欠かさずに、就活をしつつ生活を維持しています。

この記事をここまで読んでくださった皆様の参考になるでしょうか。拙文に付き合っていただき、ありがとうございました。


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