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抗うつ薬の体験談【パキシル】

私の祖母がうつ病と診断させた時の話です。
既に80歳を超えており持病を抱えていたため定期的に病院へ通っておりました。
いつもの通院日に予定通り先生のもとに向かったのですが、その日は何か祖母の様子が違っていました。表情や会話が全て普段通りではない感じで今ひとつはっきり意思疎通が取れないような感覚がありました。


何となく想像はしていたのですが、病院でもしかしたら「うつ」かもしれないと言われそのまま紹介された先生のもとへ行き診ていただいた結果、やはり「うつ」との事。
薬(パキシル?という名前だったと思います)を処方していただき帰宅したのですが、事前に知っておけばよかったと思う事がありました。


一つ目はなかなか寝れなくなったという事です。
元々寝つきが悪く睡眠も浅い祖母でしたが、普段以上に寝れないと良く言っておりました。
その時は家族全員が「いつものこと」くらいの感覚で話を聞いていたためそこまで重要だという認識ではいなかったのですが、数日間同じことを言い続けるのはさすがに何か理由があるのではと思い、それまでとの変化は薬の服用くらいでしたので調べたところ確かに寝づらくなるという事が書かれていました。
ただ、状況から考えても服用を止めるのもどうかと思いましたので、相談した結果「薬の影響かもしれないから」と祖母に伝えて寝れそうなタイミング(日中でも)に寝るようにしようと話しました。


もう一つ、こちらの方が症状としては辛かった点かと思いますが胃腸が弱くなったという点です。
今でもこれに関しては薬の影響なのか睡眠リズムが主な原因なのかがはっきりとはしませんが、同じように調べて記載があったことを覚えているので書いておきます。
なかなか食べ物を受け付けない日が出てきたので、本人の調子が良い時を教えてもらってそのタイミングで食事を少しでも摂ってもらうようにしました。
全ての抗うつ薬にこのような作用があるのかは分かりませんが、祖母が処方していただいた薬はこのような感じのものでした。


当然、うつ自体を治したいと思い本人・家族が協力して継続したのですが今思えば事前にもっとよく調べておけば本人にとっても私たちにとってももっとしっかり対処できた事があったのだろうと思います。
突然のことですので対処は難しい時もありますが、一番辛いのは本人ですので周りの家族はしっかり準備をして全員が少しでも楽な気持ちで対応できればと思いました。
あまり食べたくはなさそうでしたが、放っておくと何も食べないので母が同じタイミングで食事を摂るようにしていました。


パキシルジェネリック(ペクセップ)30mg

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