体験者は、公立学校の教員として働く中で「うつ状態」と診断され、半年間の休職を経験しました。休職中、同じように離れた場所で休職していた大学時代の友人と国内旅行に出かけ、うつへのイメージや休むことへの考え方を振り返った体験です。
体験談の要点
- うつで休む人へのネガティブなイメージについて考えている
- 自分自身も「うつ状態」と診断され、半年間の休職期間を過ごした
- 休職してよかったという振り返りが語られている
- 休職中に、同じ時期に休んでいた大学時代の友人と九州旅行へ行った
- 旅行や休むことをめぐる迷いと、楽しさを感じた経験が残されている
うつで休む人へのイメージ
「類は友を呼ぶ」とはよく言ったものですが、「うつ友」の存在がまた、この言葉に信憑性を与えているような気がしています。
「うつ」で仕事を休んでいるひとのイメージって、どんな感じですか?「弱い」「情けない」「責任感がない」「怠け者」「暗い」「引きこもり」「なんかやばい」等々、ですか?
「うつで仕事を休んでしまうようなやつと同類にはなりたくない」ですか?
「うつで仕事を休んでしまうと、周囲からどんな目で見られるかこわい」ですか?
あなたの中にある「うつ」へのイメージや、「うつのひと」へのイメージがネガティブであればあるほど、「そうなっちゃいけない」「そうなりたくない」と思ってしまうのかもしれません。
そうして、そう思ったひとは、「あのひとたちと同類にならないよう」に頑張ってしまうのかもしれません。結果、自分ではどうしようもなくなるまで追い詰められて、最悪の場合……ということになるのかもしれません。
うつ状態と診断されて休職した経験
わたし自身、「うつ状態」と診断を受けて半年間の休職期間をいただきました。そうして、「うつ状態」から抜け出した今、やっぱり、休職してよかったと思います。
「うつ」のイメージがネガティブで、同類になりたくなくて頑張っちゃうひとは、今いる建物から出火しているのに逃げ出さずに踏ん張っているのと同じだと思います。
いずれ火に巻かれてしまうことは明々白々なのに、とどまって頑張ってしまう。逃げるということがネガティブなことだと思ってしまうからです。
うつ友との九州旅行
そこで、今回の体験談は、わたしが「うつ友」と一緒に旅行に行った話をしましょう。「旅行」と聞いて、「え!?うつで休職中なのに、旅行なんて行っていいの!?不謹慎じゃない!?」と思った方はいらっしゃいませんか?
わたし自身も「え?いいの?」と思ったので、そういう感想を持たれることはなんにも不思議ではありませんが、メンタルクリニックにかかると「気晴らしに旅行へ行くことはよいことなんですよ。」と言ってもらえました。
休職中の行動のガイドライン(わたしの勤めていた公立学校の例ですが)では、「海外旅行はだめだけれど、国内旅行ならOK」という旨が明記されていました。海外旅行と国内旅行のあいだにある線引きの理由はよくわかりませんが。
ですので、わたしがA県で休職に入ったそのほぼ同じ頃、遠く離れたB県で工場勤務をしていた大学時代の友人を誘って九州旅行へ行きました。
旅行で感じた楽しさとおみくじ
九州には、大学卒業後ほかの大学へ入り直した共通の友人がおり、3人でレンタカーを借りて北九州を4日間かけて周遊しました。とても楽しかったです。「たのしい」と思うことは、100%良いことです。本当にそう思います。
ただ、あまりはしゃぎすぎたのか、観光で訪れた太宰府天満宮のおみくじには、「旅行 近場ならよし」「転職 今ではない」「家遷 待て」といった、軽挙妄動を戒める内容が書かれていました。末吉でした。しかも、「うつ友」と2人、まったく同じおみくじを引きました。九州の友人は大吉だったのに。
まとめ
この体験では、うつで仕事を休むことへのネガティブなイメージに触れながら、体験者自身が「うつ状態」と診断され、半年間の休職を経験した経過が語られています。休職中に大学時代の友人と国内旅行へ出かけ、休むことや楽しむことへの迷いを抱えながらも、旅行を通じて楽しいと感じた時間が記録されています。
このページは個人の体験談であり、すべての方に同じ経過や結果が当てはまるものではありません。特定の薬の効果や安全性を保証するものでもありません。薬の使用、増減、中止については、自己判断せず医師や薬剤師へ相談してください。
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