ちまたではよくうつ病が話題にあがるが、自分には関係無いと思っていました。
しかし、今はどうでしょうか?
閉塞感漂う社会が生み出した負のレガシーなんでしょう!
身近にうつ病で悩む人が増えてきた事を実感します。
友人の奥さんの話ですが、長年連れ添ったペットが亡くなり、それ以降、廃人のようになってしまいました。
友達夫婦は子供はなく、ペットを自分達の子供のように接していました。
ある日突然、最愛のペットが亡くなり、奥さんは重度の情緒不安に陥り、時には、大声で叫んだと思ったら、突然泣き出したり、ふさぎこんだり!
あんなに明るくて綺麗だった友人の奥さんが、こんな姿にあるなんて微塵にも想像できませんでした。
そんな妻を心配して、友人は「新しくペットを家族に迎えよう」と奥さんに提案してもだんまりで・・・
自分の妻が目の前で崩壊していく姿を目の当たりにした友人は、嫌がる妻を強引に精神科医に連れて行ったそうです。
結果、うつ病の症状は若干緩和されたみたいですけど、日常生活での感情の起伏は相変わらずと言っていました。
他人の私がこれ以上首を突っ込んでも何なんで、しばらく友人夫婦とは距離を置くことにしました。
それから半年が経ち、友人夫婦を訪ねてみると、友人の奥さんが元気になっているのです。見た目もふっくらして太った印象を受けました。
友人に「奥さん元気になってよかったね!」と聞くと、「うつ病に効くプロザックっていう薬を服用したら、妻の体調が良くなったんだ〜」と笑顔で答えてくれました。
「へぇ〜、ところでプロザックってどんな薬なの?」
「実はこの薬は日本では販売許可が下りていないから、アメリカから取り寄せているんだ〜」
「そうなんだ〜、でも、どうやってプロザックを知ったの?」
「ネットで調べてたら、うつ病に効果がある薬としてアメリカでは愛用されていると知って、藁をも掴む気持ちで試してみたんだ!」
妻に飲んでもらったら情緒が安定して良かったと言っていました。
結果オーライですが、友達の奥さんが元気になって良かったと心から思いました。
でも、デメリットもあって、食べても食べても満たされない感覚になるらしく、プロザックを飲用すると太りやすいそうです。また、薬の量を徐々に減らしていくそうですが、その時に禁断症状がでて大変みたいです。
プロザックはうつ病を自分で治す精神をサポートしてくれる付録のような薬なので、長期の飲用は依存が強くなり危険なので避けるべきだ」と主張していました。
まあ、結果的に友人の奥さんが元気になって良かったです。