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抗うつ薬の体験談【レスリン・パキシル・セロクエル】

私は10年以上不眠症に悩んでいます。不眠症になったきっかけは、仕事のストレスと焦燥感でした。

仕事を始めて間もない頃、私はどうしても休めない状況になりました。その時ちょうど風邪をひいてしまっていて、「明日はどうしても仕事休めないから、早く寝よう。早く寝なくては」と焦ってしまったのです。寝る時に、そのことばかり考えていたら全く眠れませんでした。


全く眠れない日が二日続きました。その翌朝、私は朝食を食べようと思ったのですが、全く食欲がなく、フラフラの状態になりました。「これはまずい」と思った私は、かかりつけのお医者さの所に行って「すいません。二日間、全然眠れなくて」と訴えました。するとお医者さんは「うちは内科なので薬はあるけど、専門的な治療ができないんだよ。眠れないのは心療内科に行った方がいいよ」と教えてくれました。

それで私はインターネットで調べて、近くの心療内科に駆け込んだのです。そしてその時から睡眠導入剤とレスリンという抗うつ薬を飲み始めました。不眠になって以来、私は仕事をしている間ずっと毎日のように、導入剤と抗うつ薬を飲みながら仕事を続けました。

一時は症状がすごく悪くなり、抗うつ薬の量が増えてしまったこともありました。その時飲んでいたのはレスリンに加えて、パキシルというお薬飲んでいました。それでも眠れない症状は良くなりませんでした。

辛くて病院に駆けつけると、医師は「それでは、もう少し薬を増やします」と断言するようにおっしゃいました。しかし、私の症状は全然良くならず「こんなに、たくさん薬を飲んで、大丈夫なのだろうか」という不安ばかりが増えてしまいました。

結局私はその病院を変わり、別の病院に行ったことでだんだんと症状が良くなりました。今はお薬をほとんど飲まずに眠れるようになりました。このようなとても辛い経験から、私は「抗うつ薬は体に良くない」と考えるようになりました。

体に大きな副作用は特にありませんでしたが、パキシルを3錠ぐらい飲んでいた時、朝に吐き気がする感じがしました。よく抗うつ薬を飲むと気分が高揚する、目の前が晴れたような気分になるという人がいますが、私はそういうことはありませんでした。ただ抗うつ薬の量が多いからか、私の中に拒絶感があったからか、吐き気と頭がクラクラする感じがありました。

病院を変わってからも、違う種類の抗うつ薬であるセロクエルとレスリンを飲んでいます。しかしこの2種類の抗うつ薬は量が少ないからか、それとも体に影響が少ないのか、飲んでも吐き気などの症状はありません。気分が晴れるということも特にありません。ただ飲むと眠れることが多いです。

これは私の考えですが、抗うつ薬はその人、その人によって、合う薬と合わない薬があるのだと思います。自分に合う薬を飲むと、症状は軽減するし、合わないと、まったく症状が良くならない。むしろ悪くなるのではないかと私は自分の経験から思うようになりました。そして抗うつ薬は量をたくさん飲めばいいというものではないのではないとも思います。

 

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