うつ病・抗うつ薬の体験談を320件ほど公開しています(2020.7.25 現在)

うつ病の体験談【うつについて】

昨年のことですが、なかなか職が見つからなかった22歳の長男が初任者研修(旧2級ヘルパー)を受け、ハローワークに何度も足を運んだ結果ようやくショートステイの介護施設に正社員として4月から働きだしました。本人もようやく決まった介護の仕事に多少の不安を感じていたとは思いますが、遠く離れて暮らす私(親)に職場での出来事など連絡をくれていました。


しかし3か月ほど過ぎた頃から連絡も途絶えがちになり、こちらから仕事について聞いても歯切れの悪い返事が帰ってくるようになりました。さらには今月生活が苦しいので少しお金を貸して欲しいという連絡が時々入るようになりました。そして長男が仕事に行き始めて半年が過ぎた頃には長男が毎月振り込みしている奨学金の返済やアパート代が滞っているという連絡が保証人の私のところに入り、これは何かおかしいと思い長男に連絡を取ったのですが、連絡が取れない状況になってしまいました。

急いで長男の職場に電話をして長男と連絡が取れないことを伝えたところ「息子さんは8月頃から休みがちになり9月からは仕事に来ていません。」という返事が帰っできました。頭の中が真っ白になりどうしていいか分からなくなりましたが、とにかく長男と直接合うことが大事だと思い直ぐに長男のアパートに向かいました。

本人がいる確証はありませんでしたが訪ねたときはアパートにいました。アパートにはこの半年以上訪れたことはなかったですが、中を見た瞬間愕然としました。部屋の中はカーテンを閉めきっており薄暗く、足元はゴミで埋め尽くされており正にゴミ屋敷状態でした。本人も病人のようにやつれ、顔を見た途端お互い涙がこぼれました。

とりあえず話を聞いたところ仕事に行き始めて2か月ほど過ぎた頃から40代独身の先輩女性2名が長男に対して利用者さんがいる前でも怒鳴ったり、理不尽なことで怒ってきたりするようになり、職場に行きづらくなってしまったとのことです。職場の事務長に相談したものの改善される気配はなく、ついには女性先輩の顔を見ただけでもガタガタ震えるようになり、9月から仕事に行けてないとのこと。

今現在も対人恐怖症になり男性でも女性でも面と向かって話をすることができず、ほとんどの時間をアパートの中で過ごしており、当然仕事に行けないということは収入もなく、消費者金融からお金を借りてなんとか最低限の生活を送っていたようです。本人も親に迷惑をかけられないと思い相談もできず、このような状態になってしまいました。

直ぐに近くの心療内科に受診し抗うつ薬を処方してもらい、定期的に病院に通うようになり少しずつ明るさを取り戻し、再就職の意欲も出てきてハローワークに通えるようになってきました。まだまだ時間はかかりますが今度こそいい職場に巡り合うことを祈っています。