うつ病・抗うつ薬の体験談を320件ほど公開しています(2020.7.25 現在)

うつ病の体験談【病気の公開】

現在私が働いている職場に、うつ病の方がいらっしゃいます。昨年の9月くらいから休みがちになり、【腰を痛めたから】【高血圧だから】という理由でお休みになっていました。

その状態のまま秋から冬になった頃には、週に2日ほど出勤というペースになっていました。一週間まるまるお休みの時には、腰痛で入院したということで同僚がお見舞いにも行きました。


そして職場でのある日の朝礼で、急に上司が「実はあの方はうつ病を発症しています」と発表がありました。しばらく長いお休みに入る、ということで説明した様子でした。30人ほどいる同僚たちは、一瞬息をのむ様子が分かりましたが、表向きは普通に話を聞き、朝礼が終わった後もいつもと変わりなく仕事に戻りました。

そしてたまにうつ病の方の話が出るものの、みなさん口々に心配する内容でした。早く元気になったら良いね、いつ頃復帰されるのだろうか、とか、うつ病という症状自体に何も偏見がなく、いたって普通に受け入れていらっしゃいました。

なぜ私が職場の方の雰囲気を細かく書くのかともうしますと、以前、友人の職場の様子を聞いたことがあったからです。

友人の職場には、うつ病の方が1人いました。その方は休みがちで、たまに来ても遅刻をしていました。

「うつ病といいつつ、ただただ【いいかげんな人間】なのだ」と、うつ病の方が職場に来た時は、みんなで質問責めにしました。普段の生活を細かく聞いたり、その方の人格を非難している様子でした。友人もその非難する人たちの中の1人で、ずいぶん酷なことをするものだなとその時強烈に思ったのです。

そして今、私の職場にうつ病の方がいらっしゃいますが、同僚、上司、誰一人、その方を非難することはありません。むしろ負担にならない部署を考えています。仕事をする社会人がうつ病になった時、周りの家族もそうでしょうが、職場の雰囲気も本当に重要だと思いました。

友人の職場と、私の職場。うつ病の方にとって帰ってきやすい職場。とても考えさせられた出来事でした。

うつ病の方は退職という選択をせず、頑張って復帰しようとしています。これからも応援して、待ち続けたいと思っています。