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うつ病の体験談【私のうつ病体験記】

私は高校2年の頃、うつ病と診断されました。 もともと気分の浮き沈みが激しく、何事もマイナスに考えてしまう傾向があった私。

しかし、中学までは多くの友人に囲まれ、楽しく充実した毎日を過ごしていました。そんな私の生活は、高校入学をきっかけに大きく変ってしまいます。

近くの私立高校に進学した私ですが、学校にうまく馴染むことができませんでした。クラスではなかなか友だちができず、毎日毎日1人で過ごす日々が続きます。

慣れない環境、居場所のない教室、1人ぼっちで過ごす休み時間や放課後… 私の中には少しずつ、しかし着実にストレスが蓄積されていきました。

それでも始めの一年間をなんとか過ごし、二年目の春を迎えました。私の高校では一年ごとにクラス替えがあります。私もこのクラス替えで、もしかしたら今のこの状況が変るかもしれないと期待を胸に登校しました。

しかし、状況は全く変りませんでした。今までと同様クラスには馴染めず、休み時間や放課後を1人で過ごすのも変りません。

二年目になってもしかしたら何かが変るかもしれない、そう期待していた分ショックは一年目以上に大きいものでした。この状況があと二年間も続くのか、そう考えたらなんともいえない絶望感で胸がいっぱいになりました。

そんなある日の朝、突然学校に行くことができなくなってしまいました。起きなければいけない、学校に行かなければいけないと頭では分かっているのですが、身体が言うことを聞きませんでした。 母親に連れられ精神科の診察を受けた私は、そこでうつ病の疑いがあると診断されます。

そこからの毎日はとても辛いものでした。みんなが当たり前にできている普通の生活が、どうして自分にはできないのか。そう思うと自分への失望感と、自分だけが世間から取り残されているという焦燥感で胸がいっぱいになりました。何もする気力が起きず、理由も分からず涙が止まりませんでした。

こんな日々が続くくらいなら死んだ方がましだと、何度も自殺をしようとしました。しかし死ぬことさえできず、そのことでまた一層の絶望感を味わうことになりました。

出口のない暗いトンネルをひたすら進むような毎日を過ごしていた私ですが、通院や薬のおかげもあって、少しずつ気持ちが安定してくるようになりました。

薬頼みの生活ではありますが、少しずつ学校にも行けるようになり、無事高校を卒業することもできました。高校卒業で環境が大きく変ったことがよかったのか、その頃から少しずつ薬なしでも生活ができるようになりました。

今でも気持ちの落ち込みや不安といった症状が出ることはありますが、確実に頻度は減っていて、回復を実感しています。

私の場合もともとの性格もあり、うつ症状を完全に克服することは難しいのかなと思っています。しかし、自分のそういった部分ともうまく付き合いながら、これから生活していければと思っています。