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抗うつ薬の体験談【デパス】

社会人一年目のときに、同じ職場のお局様的な存在の先輩にいびられ続けたおかげで、心身ともに病んでしまいました。職場に行こうとすると、お腹を下す、吐き気がする、立ち上がれなくなるなどの症状がありました。心療内科を受診したところ、うつ病と適応障害と診断をされました。


まずはその場所から離れることが必要という診断をもらうと同時に、抗不安定剤としてデパスを処方されました。正直、初めて飲む時はとても怖くて飲むことができませんでした。なぜならば、薬への依存の不安があったからです。

けれども実生活で何もできない状況のため、もらった薬を飲むことにしました。初めは薬を飲んで、特に効いている実感はありませんでした。しかし飲み続けている内に、少しずつ体が動くようになり、家から出られるようになりました。

薬の効果は確実にあるとは思いますが、薬を飲んでいるから私はきっと大丈夫という気持ちになれたことが大きいかもしれません。それでもやはり職場に行くとお腹を下すなんてことはありました。しかし体が動かなくなったり、吐き気などのひどい症状はおさまってきました。

そこで少しずつ職場と相談をし、私のうつと適応障害の元凶になっている先輩とは関わらないように仕事させてもらうことにしました。薬を飲みながら仕事をし続けること1ヶ月。1ヶ月も経つと薬にも慣れ、環境も整ってきたこともあって、お腹が痛くなくなることが少なくなりました。

まだ元凶である人の顔を見ると手が震えたり、心臓が鳴ったりすることがありましたが、大丈夫だと自分に言い聞かせることもできました。また薬のおかげか、足がすくんだり全く動けなくなることもありませんでした。定期的に医者にも相談し、診察をしてもらいながら薬を飲み続けていました。

1年ぐらいして自分の状況がとても良くなったので薬をやめて生活ができるようになり、今では薬がなくても安心して過ごすことができています。ただやはり自分自身の中での不安が残っているため、処方されたデパスは今でもお守りのように持っています。

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