うつ病・抗うつ薬の体験談を320件ほど公開しています(2020.7.25 現在)

抗うつ薬の体験談【トレドミン(ミルナシプラン)】

小さい頃から親の虐待や学校でのいじめで鬱状態になっていた私。それでも当時は心療内科などという気軽に通えるような病院もなく、また、親が病院にも行かせてくれませんでした。そのため、自分では他の人と違って何かがおかしいと思ってはいてもどうすることもできずにそのまま大人になってしまいました。

そしてそのまま結婚。今まで辛かった分幸せになるはずが、旦那からのモラルハラスメントで一気に鬱が悪化。自分自身がおかしくなるだけなら別に問題はなかったのですが、子供や周囲の人にまで迷惑はかけられないと、自分で電話帳を片っ端から調べて心療内科を受診することに決めました。


付いた診断名は幼少期からのPTSDとうつ病。そこで処方されたのは精神安定剤と抗うつ剤でした。
もちろん精神安定剤はイライラしたり焦ったりする気持ちを落ち着かせるために飲む薬というのはわかります。しかし、抗うつ剤がどのように自分の心に作用するのかがわからず、何となく飲むのをためらっていました。しかし安定剤だけでは気分を穏やかにすることはできても何かをしようとする意欲がわいてきません。医師からも「抗うつ剤はやる気を起こすための薬だと思って、鬱をしっかり治したかったら抗うつ剤も指示通りしっかり飲むように」と言われ、「トレドミン」のジェネリックである「ミルナシプラン」を処方していただいています。

抗うつ剤は安定剤のように、今苦しんでる症状が目に見えるように変化していくというような即効型の薬ではありません。飲んでいるうちに何となく変わってきたかなと感じることができるような、穏やかに効果を表す薬なので、初めにもらってから2週間ほどは頭が痛くなったり、眠気がしたり様々な副作用が現れましたが、2週間を過ぎたくらいから副作用は治まってきました。

次第に薬が効いてきてやる気や集中力が高くなってきたようです。今までは先生に何に聞いたらいいのか、何を伝えたらいいのかわからないくらいでしたが、だんだんと、話すことをまとめて行かなくても医師に今の状況を話せるようになった自分がいて、びっくりしたことを覚えています。

しかし、ちょっと忙しくてなかなか病院へ行けず、ちょっとの間抗うつ剤が飲めなかった時期がありました。それまでは抗うつ剤の効果をあまり実感できていなかったのですが、飲めなかった時期になんだか周りの人から笑われているような錯覚に陥ったり、自分を責めたりする行動が強くなったことがあたので、それ以来なるべく薬を切らさないように定期的に服用することを心掛けています。

私には相性の良い薬だったようで、10年間、25ミリグラムを1日3回飲み続けていますが、副作用も起きず、順調に効果を示してくれています。これからの治療で良くなってくれば減薬という話も出てくると思います。その時につらい思いをしないで少しずつ減らしていければいいなと思っています。


イクセル50mg (トレドミン)

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