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抗うつ薬の体験談【リフレックス(ミルタザピン)】

私は産後に不眠と不安症状が強く、心療内科に通うことになりました。
そこで処方された薬が、ミルタザピンです。
ジェネリックだとリフレックスというものになります。
錠剤で小さいので飲みやすく、副作用としては、眠気が出る薬で、食欲旺盛になるのが特徴の薬です。


私の場合、最初は1錠10ミリを飲んだところ、あんなに眠れなかったのにずっと入眠することができました。
薬を飲むことにかなり抵抗はありましたが、眠れたことはとても嬉しかったです。


しかし、すぐに眠れるわりには中途覚醒があったり、起きなければいけない時間に強い眠気に襲われて起きれないという状態に苦労しました。
また、めまいのようにフラフラして、気分が悪いわけではないのですが、船に乗っているような感覚がありました。
どうしようと思い、すぐに先生に報告。
そこで、半分に割った5ミリの服用することに。
半分にしたからといって眠れないわけではなく、朝の眠気を少し緩和することができました。


5日くらいで薬に慣れたかなという感覚で、めまいらしき症状もすっかりなくなりました。 
ただし、不安症状についてはやや残る状態でしたが、堪えられる範囲ということで、薬の追加は辞めることにしました。


この坑うつ剤は長く持続するというのも特徴で、1日に1回飲めば良いという点で、飲み忘れなどしずらいのも良いと思います。
ただし、食欲が増すため、夕食後に薬を飲んだあとの食欲がかなりあり、コントロールが大変です。
うつ症状による食欲不振に悩む方にはよいかと思いますが、私の場合はいらない作用でした。
また、坑うつ剤は1度飲むと辞められるか、というのが気になるポイントかと思いますが、私は服用して1年、1度症状が落ち着いてきたので、辞めたい旨を先生に相談した上で翌日に大事な用事などがない日に断薬をしてみました。


初めは、やはり眠れない…という状態になってしまい、薬で寝ていたのかとショックを受けました。
何回かチャレンジしているうちに眠れる日もありましたが、睡眠が浅く、やはり辞められない…という現状です。
また、少し無気力になりより不安を感じやすくなることも気になることでした。


しかし、私の場合はうつになった原因が初めての子育てを1人で背負ったことによるストレスのため、子供の成長によって親の手から離れれば離れる程に軽くなるという意味では時が解決してくれるものだそうです。
断薬に固執するより、今を楽にして長い目でうつと付き合っていく必要があると考えています。


ミルタザピン45mg(リフレックス)

ミルタザピン45mg(リフレックス)