体調と精神の不調を感じ心療内科を受診し、適応障害と境界性パーソナリティ障害と診断され、何種類かの抗うつ剤を服用してきました。
最初に処方されたのはジェイゾロフトです。少量で服用していき徐々に量を増やして様子を見るとのことでしたが、特に効果も副作用も実感がありませんでした。
体調も悪くなっていく一方で薬が変更され、パキシルを服用することになりました。
パキシルは古い薬らしく若い患者にはあまり出さないらしいのですが、ジェイゾロフトと効果が似ていて少し強いのでこちらの処方になったようです。
パキシルも少量から徐々に量が増えていきましたが、気分が良くなることは特になかったです。最初は少し吐き気があり、パキシルの副作用ではないかとのことで吐き気どめも処方されていました。
この頃からどんどん症状が悪化していき衝動的な行動が増え救急車のお世話になったこともありました。パキシルの効果はよく分からなかったのですが、嫌なところは離脱症状です。
薬なんて効かないんじゃないかと思い勝手に服用をやめたことがありましたが、数日すると脳がビリビリするようななんとも言えない感覚が襲ってきます。「シャンビリ」と言われている症状のようです。歩行時に地面に足をつけるたびに振動で頭がビリビリするのです。
生活に支障があるレベルの症状ではないものの、メンタルが弱っているときに余計な症状が出るのはストレスになりました。
パキシルの効果があまり感じられないと医師に相談したところ、追加でクエチアピンが処方されました。こちらはもっと強い鎮静効果と抗うつ効果があるそうです。クエチアピンはとにかく眠くなりました。
慣れないうちは夜に服用しても翌日まで眠気が残っており、一日中ベッドから出られないこともありました。鎮静効果とはこういうことなのかと思いました。
確かに悪いことを考える間もなく眠くなってしまうので、抗うつといえばそうなのかもしれませんが、日常生活を普通に送るのは難しいです。
さらに、クエチアピンを服用し始めてから体重がかなり増えました。10キロは増えてしまったと思います。 知人も体重が増えたと言っていたのでよくある副作用なんだと思います。 思うように動けない中、どんどん体重が増えていくので不安が募っていきました。
また特に調子が悪い日に、決められた量より何錠か多く飲んだことがありました。そうしたら動悸と息切れが激しく起こり、横になったまましばらく動けなくなってしまうこともありました。
現在は生活の環境が変わり症状が落ち着いているので薬の服用はしていませんが、薬で症状を抑えられた実感は総じてあまりなく、生活環境を少しでもストレスから遠ざけることが大切だと感じました。
パキシルについて脳内の神経伝達をつかさどるセロトニンの働きを強めることにより、抗うつ作用や抗不安作用を示し、憂うつな気持ち、突然の激しい不安、強迫観念、人前での過度な緊張などの症状を改善します。通常、うつ病・うつ状態、パニック障[…]