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抗うつ薬の体験談【トレドミン・ジェイゾロフト・レキソタン・パキシル】

今から10年以上前になります。私は新卒で入社し、人間関係でストレスを抱えていた頃に抗うつ薬のお世話になりました。

ただ今考えると、抗うつ薬の効果は本当にあったのか疑問に思うこともあります。少なくとも、薬だけでは症状は改善されなかったかもしれないと思います。

入社3ヶ月を過ぎた頃から頭痛、食欲不振、息苦しさなどがあり、内科や外科を受診しましたが、異常なしと診断されていました。

新しい環境と厳しい先輩にも、そのうち慣れるだろうと思っていましたが、半年ほどの間に症状は日に日に酷くなっていきました。

いつの間にか息抜きに音楽を聴くことも忘れ、休日は横になっていることが増えました。なかなか眠れないのに朝は5時前には目が覚め、そのわりにはただ怠く何も手につきません。

頭の中は常にぼんやりし、今まで簡単にできていた仕事でのミスも増えていました。体重は7㎏ほど落ち、次第に入浴することも億劫になってきました。

ある日ふと「私はこんなふうだったっけ。何か今までと違う。」と思い、インターネットで簡単な診断をしたところ「うつの可能性あり」でした。

早くこの状況から抜け出したかった私は、テレビCMで「うつは薬で治ります」といっていたのを思い出し、早速心療内科を受診することにしました。

結果は「うつ状態」でした。とにかく薬が欲しいと思い、処方された『トレドミン』を手にした時は、それだけで少し安堵しました。

抗うつ薬は初めてでしたが、『トレドミン』といえば学生時代の友人も飲んだことがあると記憶していたので、特に抵抗はありませんでした。これで症状が良くなるならと。

もちろんすぐには効果は表れませんでした。それどころか私には合わなかったようで、服用してから1週間経たないうちに、酷い吐き気や目眩に悩まされるようになりました。

会社でのストレスが酷くなっているせいだと思っていましたが、後から思えば薬の副作用だったのかもしれません。

その後2ヶ月ほど休職し、初めに受診したクリニックは自宅から遠いこともあり、別のクリニックを受診しました。

そこでの診断結果は「うつによる気分障害」で、吐き気などの症状を訴えると『ジェイゾロフト』と、頓服として『レキソタン』を処方されました。

休職して職場から離れたことと、このクリニックでは認知療法も取り入れていたのでそれの効果もあるかもしれませんが、吐き気や目眩などの症状は治まり、少しずつうつの症状も改善されてきました。

ただ『レキソタン』は不安感が強い瞬間に服薬しても、効果はあまり感じられませんでした。

復職してから部署を異動したのもあり、うつの症状が落ち着いてきて、通院1年ほどで『ジェイゾロフト』から『パキシル』に変わりました。

正直『ジェイゾロフト』との違いは、体感ではわかりませんでした。ただ「飲んでいるだけで効いている気がする」と思い、お守りのようにしていましたが、うつ症状が完全になくなったと感じることはありませんでした。

通院し始めてから3年ほど経った頃、今後服薬し続けたくないと考えるようになりました。医師と相談して、少しずつ量を減らして、現在は抗うつ薬は服用していません。

抗うつ薬を4種類飲んでみて思うのは、うつの症状は薬だけで改善されるものではないかもしれない、ということです。

もちろん効果が全くないとは思いません。ですが私は、環境を変えたり、服薬だけでなく認知療法を取り入れたり、根本的にストレスの元を排除していった結果、症状が改善されたと思っています。

現在も時々「これはうつ状態かもしれない」と感じることがありますが、なんとか服薬せずにすんでいます。薬はあくまでも「補助的な役割」なのだと私は考えています。


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