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抗うつ薬の体験談【レキサルティ】

解離性障害というものをご存知でしょうか。いわゆる多重人格といわれる病気です。実はこの病気にも薬が処方されることがあります。

というのも、人格(離人症状態)によっては命を落とす危険性があるためです。本当は隔離がいいのだけど、それをするほど症状がひどくない時に安定剤として処方されます。


ただし注意が必要なのが薬の種類。気分がハイになる薬や落ち着くための薬等、精神へ関わる薬は様々にありますが、ここでハイテンションになるような薬を処方されたら大変です。一歩間違えば自殺しかねないのは誰でもありますが、特に解離性の場合はそれを高める、らしいです。

詳しいことは医師でないので分かりかねますが、どうやら私はそのミステイクを食らわされたようです。もちろん一命をとりとめたのでここにいるわけですが……。たとえ「気のせい」だとしても、小さな症状でも医者へ話すことは大事だと痛感しました。

それ以来些細なことでも医師へ話すようになった結果、今はレキサルティという統合失調症で主に使われる薬を処方されています。この薬は一日持続性があるので依存することも少ないので、安心して使っています。

さて、ここまで読んでくださった方は「そもそも解離性障害って嘘くさくない?」と思うことでしょう。当事者の私だってそう思うのですから、一般の方々は特にそう感じると思います。けれど悲しいかな、日々の記憶が断片的なものであるのは事実ですし、それが仕事に支障をきたしていないとも言えないのがこの病気です。

周りの理解があったとしても、中々辛いものがあります。だって、一瞬前とは違う場所・人・会話をしているのですから。もちろん、それが私だ、僕だと主張することは簡単です。そこから先、折り合いをつけていこうとすれば薬や医師との二人三脚を始めなければなりません。

これが中々しんどいものがあります。精神障害は医師との相性によって症状の良し悪しが変わるものだと私は思っています。特に薬物療法よりも対人療法が強い障害なら尚更です。なので、合う医師を見つけるまでに苦労しました。薬のミステイクを食らったのもその一環です。

もちろん近くにそのクリニックや病院しかない、ということもあると思います。ですがそれでも、こういうことがあったということもありますが、医師への妥協はしない方が良い、ということをお伝えしたいです。薬の相性と同じくらい、医師との相性はそれほど大事なんです。

ドクターショッピングと言われても構いません。自分がこの人だ、と思う医師に出会えるまで、どうか諦めないでください。命を落としてからでは、遅いのです。

 

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