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抗うつ薬の体験談【レクサプロ・リーゼ】

私が抗うつ薬を飲み始めたのは、今から2年前のことです。当時、ワンオペ育児とパート(パワハラあり)、祖父の死、子供の学校や友人の悩みなどなど、心身ともにきつい状況でした。

ある日突然、体の力が入らなくなりったり、激しい動悸が起こったりする症状が出始めました。明らかに今までの自分になかったおかしな症状でした。不安になり、病院でいろいろな検査をしても何も異常はありませんでした。


後日、実家へ帰省した際にまた症状か現れ、母のかかりつけの病院で自律神経失調症との診断を受けました。そこで処方されたのは、抗うつ薬のレクサプロと抗不安薬のリーゼ、そして漢方薬でした。

まさか自分が抗うつ薬の処方を受けるとは思いもしなかったので、かなりショックを受けたと記憶しています。うつ病じゃなくても、抗うつ薬って飲むんだ…と。まさか自分が心の病になろうとは夢にも思わなかったのですから。

それから1年間量を調整しながらそれらを飲み続けました。レクサプロは1日1錠だったかと思います。私の場合は3種類の飲んだからと言って、劇的に良くなる実感はありませんでしたし、飲まないとどうにかなるということもありませんでした。

相変わらず体調が悪い時に、時々は動悸が起こったりしますし、パニック障害も少しありましたが、多少の効きめはあったのか、それとも生活の改善によって良くなったのか、どうにか体も安定してきました。

もともと薬は嫌いな私。体調が良くなったのをきっかけに、医師に相談の上レクサプロをやめることにしました。
当時は確か、3日に一度飲んでいたと思います。はっきり言って、飲んでいる意味がわからないほどだったのでやめたかったのです。やめた後も、相変わらず抗不安薬のリーゼと漢方薬は飲んでいましたが、時々不調の波はやってきました。

それから2カ月後、今度は抗不安薬のリーゼをやめて少しすると、猛烈に体調が悪化して、2カ月間は寝たきりでした。レクサプロの時はそこまでの体調不良にはならなかったのですが。抗不安薬のベンゾジアゼピン系は離脱症状が問題になっているくらいなので、もう二度と飲みたくないです。

自律神経失調症と診断されてから3年が過ぎ、今は漢方薬のみで過ごしています。まだ時々症状が出ます。薬の副作用は怖いけれど、全く薬なしでやって来れたかというと、自信はありません。

薬が、体がおかしくなって、心もボロボロで不安のどん底にいた私のお守りになってくれたことは確かです。

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