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抗うつ薬の体験談【私がパワハラで傷つき自閉症になり、抗うつ剤を使用するようになった経緯について】

私は大学を卒業後、介護業界に憧れ、飛び込む形で介護業務に従事しておりました。その介護業界で私は、とんでもないシフトと入居者、上司に板挟みにされる形で、様々な試練に襲われる形となりました。

私は、いつも指示されたことをテキパキこなしているつもりでした。しかし上司からすれば、全くできておらず、注意指導の対象とのことでした。


更に、嫌な入居者にも割り当てられていました。いつも嫌味ばかり言われて、一度や二度であればスルーできるレベルであるのですが、毎日顔を合わせる度に使用人のような嫌味や皮肉を言われる形で我慢の限界でした。

そして、極めつけは地獄のような夜勤のシフトに休日の少なさ、更に薄給である状況でしたので、自然と私の精神は崩壊していく形になりました。

入社してから僅か2年で辞めた同期は5人を超え、明らかにブラックであると思わせる状況でした。そのような状況の中で、次第に欠勤しがちになり、朝遅刻して出社するのが私の中で普通になっていきました。

そして、ついに上司から呼び出され、「辞職届けを出してください。」と冷たく言い放たれて終わりました。

そこから引きこもりの生活が始まり、転職活動をしても、またどうせ一緒だろうと言う思いがよぎるようになりました。私は、布団にくるまって夕方に起きると言う生活になっていました。更に、昼間外へ出ようものなら、近所の方々の視線が怖すぎて、動けなくなると言う感じでした。

近所の視線に怯えながらの生活でいつしか私は、抗うつ剤に頼る生活となりました。最初は転職活動を再開したい!このままじゃダメだ!自分がダメになってしまう!と思いながら、抗うつ剤に手を出す形でありました。しかし一度使用してしまえば、それなしでは生活できないような状況になるという形でした。

気がつけば引きこもりな上に被害妄想で、予期せぬ被害妄想が膨らむ度に、抗うつ剤を使用して気を紛らわせていたので、私の中で依存に近い状況になっていました。

見兼ねた親が保健センターに電話して、精神相談と言う形で指導を受ける形になり、今ではその先生に個別に話しを聞いてもらえる形で非常に助かっています。やはり抗うつ剤は頼ってはいけないと思い、人との繋がりが如何に大事であるか実感させられる形となりました。