うつ病・抗うつ薬の体験談を320件ほど公開しています(2020.7.25 現在)

うつ病の体験談【うつ病で世の中全てから責められているような気分になってしまった】

実際にうつ病を体験された方の体験談を載せています。

印刷会社の営業8年目の時に激務が続いて、肉体的にも精神的にも限界を迎えてしまい、家族に勧められた心療内科でうつ病と診断されました。

そのことを会社に伝えると、すぐに休職の手続きを取ってもらい結果的にそれから半年間休職してそのまま退職しました。

心療内科を受診して抗うつ薬を服用したのと、元の激務の会社に戻らない決心をしたことでストレスから解放され寛解したのですが、休職をし始めた当初は自分に対する罪悪感がとても強く苦しみました。

自分がうつ病とわかってからの周囲の人は親切で、厳しかった会社の人も気を使ってくれたのですが、それでも自分が世の中全てから責められているような気分になってしまっていました。

まず会社の他の人に仕事を丸投げして休職してしまったという罪悪感で、一日でも早くうつ病を直して会社に復帰しないといまこの瞬間も会社の人に迷惑をかけ続けていると感じてしまいました。

会社の人はなるべく私に連絡を取らないように気配りしてくれたのですが、それでも仕事上どうしても私に確認することがあると申し訳なさそうに電話がかかってきます。
そして「休んでるところ悪いね。」「連絡してごめんね。気にせずゆっくり休んでね。」と言ってくれるのですが、それがうつ病で自己嫌悪になっている自分には「いつまでも休んでいい気なもんだな。」「こっちが苦労してる間にもどうせ寝てたんだろ。」と責められているように聞こえてしまうのです。

その為休み始めた当初は不眠でやっと寝付いて朝辛いのに、会社の始業時刻に起床して終業時間まではいつ連絡が来てもいいように無理をして日中も待機していました。
待機している間中、自分のせいで会社の人が迷惑している、社会に対して申し訳ない、家族も自分の存在を恥じているに違いないと考えてずっと苦しんでいました。

携帯の通知が来るたびに会社からじゃないかとビクっとしてひと時も気が休まりませんでした。
家族から「せっかく休んでるんだから好きなことすれば。」と言われるのですが気晴らしに音楽を聞いたり、テレビを見ることすら辛い状態でした。

例えば、元気な音楽を聴けば「この人たちはこんなに明るいのに自分なんか…」となるし悲しい音楽でも「この人は悲しみを芸術に昇華してるのに自分ときたら…」と自己嫌悪に陥ります。
テレビで活躍している人を見れば自分と比較して辛くなってしまいます。

周囲の人から「元気そうだね。」と言われれば「元気になったんだから早く復帰しろ。サボるな。」と言われてるような気分になり、闘病初期はうつ病による認知の歪みで、自分が世の中全てから責められているような気分になってしまったのが辛かったです。