自分をめんどくさがりな性格だと思っていたものの、約束に大幅に遅れる、連絡を返せない、出勤できないといった状態が続き、心療内科を受診してうつ病と診断された体験談です。休職制度のない職場や転職後の休職を経て、治療に向き合い、現在は在宅ワークをしながら体調を整えています。
体験談の要点
- 友人との約束、知人への返信、出勤が難しくなり、心療内科を受診してうつ病と診断された。
- 最初の職場では休職制度がなく、転職後にも出勤できなくなって休職した。
- 休職、外出の練習、治療を経て、現在は在宅ワークを請け負いながら体調が安定してきている。
めんどくさがりでは済まないと感じた不調
私は自分の性格をめんどくさがりだと思っています。大学生のころもそうでした。だんだんと「めんどくさがりでは済まされないぞ」と感じる出来事があり、心療内科を受診しました。
友達との約束に3時間遅れて行ったり、知り合いとのなんともない連絡に返信できなくなったり、出勤できなかったりしました。診察の結果は、見事にうつ病でした。診察後は、なぜかすっきりした気持ちになりました。これで免罪符ができた、じっくり休める、良かったという安心感すらありました。
休職制度がなく休めなかった職場
しかし、私の場合はすぐには休めませんでした。会社から休職制度というものはないと言い切られ、休むに休めない状況でした。当時の私は本当におかしくて、上司に失礼な態度を取ったり、仕事を休む連絡すらできなかったり、人として駄目になっていたと思います。
しっかりと休養できるようになったのは、転職して3カ月後になります。仕事を変えたら自分の状態も変わると思い転職しましたが、転職先でも出勤できなくなりました。会社の方からしっかり休めと言い渡され、休職することになりました。今となっては、会社先に感謝してもしきれません。
休職中の生活と外出の練習
休職後もしばらくは、布団の中でじっとしたり、泣いたり、ちょっとスーパーまで出かけたりと、ぎりぎり人間らしさを保っていました。家にいても家事もできません。食事も栄養のあるしっかりしたものを食べられません。お菓子ばかり食べてしまっていて、肌もぼろぼろでした。泣いて寝て、動画を見てを繰り返す日々でした。
少し状態がよくなって出かけるときも、泣き出して引き返してしまうこともありました。リハビリとして会社に向かう途中で動悸に悩まされ、行くのをやめたこともあります。ちゃんと出かけられるようになるまでには、約2カ月程度かかりました。
その後、徐々に友人と遊んだり、一人で買い物に出かけたりと外出の頻度も高くなってきて、病院の治療に向き合い、ようやく症状が軽減していったと思います。
退職後に在宅ワークをする現在
しかし、復職して正社員でフルタイムで働くことはできませんでした。どうしても体力と気力と体調が追い付かず、仕事を辞めてきちんと治療に専念することに決めたのです。現在は在宅ワークをちまちまと請け負っています。
体調は1年前と比べると、人が変わったように安定していて、落ち込む頻度も少なくなりました。精神的に成長し、自分の体調に向き合って前向きに意識することができています。時には落ち込む日ももちろんありますが、「この不安感も、いつかは終わるんだ」と思えるようになって、気持ちが上向いた気がします。
長いトンネルにも出口がある。その出口があると信じることこそ、寛解への大きな一歩なのだと私は考えています。
まとめ
この体験談では、自分をめんどくさがりだと思っていた本人が、約束や連絡、出勤が難しくなり、心療内科でうつ病と診断された経過が語られています。休職制度のない職場では十分に休めず、転職後にも出勤できなくなって休職しました。休職中は家事や食事も難しい日々がありましたが、少しずつ外出し、治療に向き合い、現在は在宅ワークをしながら体調の安定を感じています。
※このページは個人の体験談を紹介するものであり、特定の薬の効果や安全性を保証するものではありません。薬の使用、増量、減量、中止については、必ず医師や薬剤師に相談してください。
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