うつ病・抗うつ薬の体験談を370件ほど公開しています

うつ病の体験談【だらしない性格かと思っていたらうつ病だった話】

私は自分の性格をめんどくさがりだと思っています。大学生の頃もそうでした。だんだんと「めんどくさがりでは済まされないぞ…」と感じる出来事があり、心療内科を受診しました。

友達の約束に3時間遅れて行ったり、知り合いとのなんともない連絡に返信できなくなったり、出勤できなかったり。診察の結果は見事にうつ病でした。診察後は、なぜかスッキリした気持ちになりました。これで免罪符ができた、じっくり休める、良かったという安心感すらありました。

しかし、私の場合はすぐには休めませんでした。会社から休職制度というものはないと言い切られ、休むに休めない状況でした。当時の私は本当におかしくて、上司に失礼な態度をとったり、仕事を休む連絡すらできなかったり、人としてダメになっていたと思います。

しっかりと休養できるようになったのは転職して3か月後になります。仕事をかえたら自分の状態も変わると思い転職し、転職先でも出勤できなくなりました。会社の方からしっかり休めと言い渡され、休職することになりました。今となっては会社先に感謝してもしきれません。

休職後もしばらくは布団の中でじっとしたり、泣いたり、ちょっとスーパーまで出かけたりとギリギリ人間らしさを保っていました。家にいても家事もできません。食事も栄養のあるしっかりしたものを食べられません。お菓子ばかり食べてしまっていて、肌もボロボロでした。泣いて寝て、動画見てを繰り返す日々でした。

少し状態が良くなって出かけるときも、泣き出して引き返してしまうこともありました。リハビリとして、会社に向かう途中で動悸に悩まされ、行くのをやめたこともあります。ちゃんと出かけられるようになるまでには約2か月程度かかりました。

その後、徐々に友人と遊んだり、一人で買い物に出かけたりと外出の頻度も高くなってきて、病院の治療に向き合い、ようやく症状が軽減していったと思います。

しかし、復職して正社員でフルタイムで働くことはできませんでした。どうしても体力と気力と体調が追い付かず、仕事を辞めてきちんと治療に専念することに決めたのです。現在は在宅ワークをちまちまと請け負っています。

体調は1年前と比べると人が変わったように安定していて、落ち込む頻度も少なくなりました。精神的に成長し、自分の体調に向き合って前向きに意識することができています。時には落ち込む日ももちろんありますが、「この不安感も、いつかは終わるんだ」と、思えるようになって気持ちが上向いた気がします。

長いトンネルにも出口がある。その出口があると信じることこそ、寛解への大きな一歩なのだと私は考えています。