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うつ病の体験談【ブラック企業が私を壊した】

実際にうつ病を体験された方の体験談を載せています。

私はフリーライターになる前、とある警備会社に勤めていました。
そこでの業務は激務で、朝昼夜と稼働し続ける現場は、私に一時の安心感を与えることはありませんでした。


会社を離れてからも、現場でトラブルがある度に携帯電話が鳴り、私を苦しめました。
それは私が睡眠中でもお構い無しに、トラブルがある度に携帯電話に起こされます。


上司に怒られ、営業先に怒られ、抱える警備員に不平不満をぶつけられ、私の心は確実にボロボロになっていきました。
現場から叩き上げの私は、年収500万と言う、労働時間に対して割りの合わない給金にしがみついていたのです。
元々警備員をやっていた頃は、年収が300万程でしたから、営業職に上がり年収500万を手にすると言うことは、その当時大変に魅力的だったのです。


しかしある日、私に死の恐怖が襲います。
それは、営業者で馬車馬の様に現場から現場へ移動していた途中、猛烈な睡魔に教われ、路肩に車を止めました。
「こんな睡魔、今まで経験したことがない…」
私は睡魔から逃れることが出来ず、少し仮眠をしてからまた移動しようと目を閉じたところ、目を閉じた時間が昼前だったにも関わらず、次に目を覚ますと景色は真っ暗…


「いったい何が起きているんだ…?」
時計を確認すると夜の七時を過ぎていました…
携帯電話を見たら着信履歴の嵐。
とりあえず会社の同僚に事情を話し、その日は会社をやめる覚悟で家に直帰し、後日精神科に行くことに。
医師に事のなり行きを全て話し、昨日自身を襲った猛烈な睡魔について説明しました。


そうすると、医師から出てきた言葉は、「突発性睡眠障害」と言う聞き慣れない病名でした。
さらに詳しく聞いていくと、うつ病の患者によく見える合併症の様なもので、非常に危険な状態であると言うこと。
私は早急に治療を開始することを進められました。


具体的にどんな治療を開始するのか質問したところ、医師から出てきた言葉は意外なもので。
「まずはどんな治療よりも、とにかく何も考えずに休みなさい。さもないとあなた、本当に死んでしまいますよ。」
と言う言葉でした。
私は自分自身で考えていたより深刻な状況であることをようやく理解することが出来、人命最優先であると思い、会社を辞めました。


会社を辞めなきゃいけないと、やっと分かることが出来たのです。
会社の経営陣と言うものは、現場で働く人間の気持ちなんかわかっていません。
おかしな会社はたくさんあります。
みなさんも気を付けてください。