うつ病・抗うつ薬の体験談を320件ほど公開しています(2020.7.25 現在)

うつ病の体験談【もっと楽な生き方がある】

はじめに、このタイトルはうつ病に罹患した私が回復を遂げるまでに何度も感じた事です。私個人の感覚や体験なので全員に当てはまることではありません。しかし、ヒントになる部分はあると思います。私も回復までに様々な方の体験談や治療法から自分に合った物を模索してきました。


私は昨年の1月にうつ病を発症しました。その当時は自分にはストレスがないと思い込んだいたので、自分の身に何が起こったのか分かりませんでした。

当時学生だった私は1ヶ月後に国家試験を控えて猛勉強中でした。夜中まで勉強することも多く、昼夜逆転のような生活でした。冬休みがもう直ぐ終わるという時期に、そろそろ生活リズムを戻そうと思っていたのですが、なかなか寝つけません。そこから不眠症が始まりあれよあれよといううちにうつの様な症状になりました。

眠れない、ご飯が食べられない、やる気が起きない、悲しくなる。自分が一番驚いていました。「つい昨日まで元気だったのに」と何度も思いました。今思うと私の性格上このような状態になった事は必然でありなるべくしてなったと思っています。

なんとか卒業までは学校へ通い国家試験も無事合格しました。頓服で安定剤を服用し毎日泣きながら過ごしていました。病院では不安状態、少し抑うつ気味と診断を受けゆっくり過ごすように言われました。この時私は、今後薬は飲まないと決めました。精神科医は私の心の状態は分かっても原因や付き合い方までは治せないと感じ、そこから私の自分と向き合う模索の日々がはじまりました。

単刀直入にいうと、私が感じたうつ病というものの実態は2つあります。1つは理想と現実のギャップに心が追いつかなくなった状態。2つ目は考え方の癖いわゆる思考癖です。こうみると解決策は自ずと見えてきます。

1つ目の解決策は、まずは現実を見て受け入れるということです。受け入れられていない状態というのは〜すべきなど、常識や自分の固定概念に縛られている状態なのです。ここでいかに開き直れるかが鍵となります。

とはいいましても「開き直れないからうつになっているのに」と思うと思います。その具体的な方法や考え方のポイントについて体験を元にこれから詳しく書いていきます。

2つ目の解決策は思考癖に気づくことです。変えるとなるとただでさえマイナスになっている状態なのですごくエネルギーが要ります。人はマイナスからプラスにはいきなりは難しいのです。マイナスそしてフラットな状態になってから、プラスへと転じます。

まずは気づくという事が大切です。そして自分の癖に気づいた自分をまずは認め、今まで無意識で行なっていたことを意識しているだけで凄いことである、と自分自身が認識する事が大切になります。これについても具体的に私が実践した方法について書きます。


まず、〜すべきと囚われている自分には気づくのですが、これまでの性格や考え方の傾向が強く出ていたので開き直ることすらできないのです。そこでまた開き直れない自分に嫌気がさしてまた責めて、と負のループです。

ここで私はまず感情をそのまま認めることを覚えました。

「だって開き直れないんだもん」とにかく言い訳しまくる訳です。これまで感情を抑えてきてもう限界!となっているのにここでさらに抑えたら、もう悪化するだけだなと思いました。とにかくできることしかやらないことです。その代わりに、出来たことは褒めまくるのです。

これを続けていくと自分の感情が見えてくるので、頭と心が一致してきてフラストレーションが減るのがわかります。

そして思考癖については、日々の訓練や繰り返ししかないです。今までの思考癖から変えるのは簡単ではないけれどやってやらないこともないのです。この時大切なのはどんな思考や感情もジャッチしないことです。一旦は受け止めて客観的に自分を見る訓練をします。「〜と思っているんだね。教えてくれてありがとう。で、どうしたい?どう考えたら楽かな?」この繰り返しです。

とにかく私は不安でいっぱいだったので、いかに自分が安心できるかを優先的に考えました。安心できる言葉や環境を探して自分を安心させてあげること、その積み重ねが回復です。

自分が悪い・弱いではなくて、自分のことを理解していないから、正しく見れていないから起こる不協和音に過ぎないのです。そこが府に落ちると怖いものではないのです。

自分を知るスタートラインだと私は思います。知れば知るほど「もっと楽に生きていい」が分かりうつ病になってよかった。とまで思えるようになります。楽に生きるって、何もしないとかではなくて、自分が自分を認められて自分の好き嫌いが分かるから不要なことで悩む機会が減るという感覚です。しなるような心を日々筋トレのように今も続けています。許すことがまずは先です。