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うつ病の体験談【初めての仕事での鬱体験】

現在30代の会社員です。

大学卒業当時は東京都に住んでおり、新卒で入社した会社は愛知県にある会社でした。これまで首都圏にしか住んだことのなかった私は不安な気持ちでいっぱいで、加えて初めての一人暮らしでした。

入社してみるとやはり東京とは少し違う空気が漂っており、地元密着の企業であったこともあり、東京人をあまり受け付けていないような雰囲気を感じました。

せっかく就活をして新卒で入社した会社ですし、自分で選んだ会社なのでそんな簡単に挫けては社会で生き抜いていけないと思い、自分なりにがむしゃらにがんばっていました。

ですがやはり体は正直なもので、ある日突然布団から起きることが出来なくなり、会社にいけなくなってしまいました。起き上がることもできず、食欲も湧かず、気が付けばただひたすら天井の照明を眺めて過ごす毎日になっていました。

親からはとりあえずメンタルクリニックに行くことを勧められましたが、気が付けば発狂して親に怒鳴り散らしてしまいました。やはり鬱は怖いもので思考回路がおかしくなっていたのだと思います。

電話を切った後に我に返りさすがにこのままではまずいと思い、近くのメンタルクリニックを探して急いで受診しに行きました。院内には沢山の患者さんがいて、精神的な病を患っている人はこんなに多いのかと驚いたのを今でも覚えています。

メンタルクリニックの先生に事情を話すと、すぐにうつ病と診断され診断書を書いて頂きました。そのときの気持ちを話した時に、なんというか、閉塞感から解放されたような気持ちになったのを今でもよく覚えています。

その診断書を持ってすぐに会社へ向かうと、社長よりとりあえず1ヶ月の休職を勧められそのまま休職期間に入りました。休職期間は1人で過ごすのは危険だと自分なりに感じたため、すぐに愛知県を離れて東京に戻り、その当時仲の良かった友人に会い事情を話したりしていました。

父親からは会社を休ませてもらってるのに遊び回ってるとは何事だ!と怒られたりもしましたが、今考えてみるとうつ病のときは絶対に1人でいてはダメです。必ず自分の話を聞いてくれる人のもとへ向かい、心の安らぎを求めることが大切なことだと思います。

休職期間後は、社長と話して愛知県は合っていないかもしれないという話になりそのまま首都圏にある小さな拠点に異動させて頂きました。

その会社はもう退職してしまいましたが、あのときのどん底のうつ体験があったからこそ今の強い自分がいるのだと思うと、当時の周りの方々にはとても感謝しています。そして、その当時の会社の同期は3人いましたが、うち1人はうつ病当時も本当に心配してくれ、頻繁に連絡もくれました。その同期とは今でも仲良しです。