幼いころから周囲の顔色を読み、人に気を使いながら過ごしてきた体験談です。中学・高校で自己肯定感の低さが強まり、大学受験の失敗後に部屋から出られないほど塞ぎ込んだ後、父親の言葉をきっかけに進学し、社会人になってから当時を振り返っています。
体験談の要点
- 小学生のころから周囲の雰囲気を読み、明るくふるまいながら人間関係に疲れやすかった。
- 中学の部活動や高校の進学クラスで、自己肯定感の低さと強い緊張を抱えていた。
- 大学受験の結果に絶望して部屋にこもったが、父親の言葉を受けて進学し、社会人になって学歴への見方が変わった。
周囲の顔色を読み続けた子ども時代
物心ついたときから、周りの大人の顔色や機嫌を敏感に感じ取ってしまうような子どもでした。小学生時代は、とにかく周りの雰囲気が暗くならないよう、少しふざけることで場の空気を読み、周りからは明るくてひょうきんな子として認知されていたと思います。
でも、実は人一倍いろいろな人に気を使い、機嫌をうかがっていたため、たまに人と接することに疲れてしまうときがありました。人間関係に疲れたときは、別人のように周りとの接触を完全にシャットアウトし、一人の時間を確保して自分自身を保っていたのだと思います。
生真面目な性格のため、物事を柔軟に考えるのはとても苦手です。何事も予定調和以外のことが起こると今でも緊張し、迅速に対応するのはなかなか困難です。
これは、自分自身が考えて行動し、成功して満足した経験があまりにも少ないことと、自己肯定感が人一倍低いことからくる生きづらさなのかと思います。その自己肯定感の低さがピークに達したのは、中学生から高校生の6年間でした。
部活と学校生活で強まった自己否定
まず中学生のとき、部活の顧問から、周りの生徒以上に身だしなみや普段の学校生活を常に監視されていました。好きでバスケットボールを始めたのに、完全に試合に勝利するためだけの練習だったため、まったく性に合わないまま、毎日のように人格否定に近い言葉で怒られ続けていました。
その経験から、自分は人から言われたこともまともにできない駄目な人間だと思い込んでいました。高校生のころは一応進学クラスに入り、部活にも入らず、馬の合わない担任の教師も一切信用せず、ひたすら行きたい大学のために勉強していました。
教師から出される膨大な数の宿題も、自分に指導が入らないように身を守るため、ほかの生徒はほぼ何かしら提出できない宿題がある中で、私だけはすべて提出していました。
大学受験に追い込まれた高校生活
高校3年生になると、生活はさらにストイックになりました。平日は家に帰ってすぐ身支度を済ませ、一度寝てから朝の3時ごろに起き、通学時間になるまで勉強しました。休日は、ご飯とトイレ以外はずっと机に張り付いて、10時間ほど勉強していました。
この当時は、少しでも気が緩むと自分は奈落の底に落ちるという感覚で、ひたすら勉強していたと思います。こんなにも自分を追い込んだ3年間だったのに、結果はことごとく不合格でした。
当時は、希望の大学に合格しないとその先の人生は何もうまくいかない、すべては学歴社会だと思い込んでいたため、完全に自分の人生は終わったという絶望感でいっぱいでした。
受験が終わり、卒業までの3カ月もの間、自分の部屋から一切出ることができず、親や友達とも会話したくなくなり、とにかく塞ぎ込んでいました。
父の言葉と進学後の振り返り
もう一度浪人しようと自分で決め、予備校に行かせてほしいと父親に直談判しました。しかし、父親はやつれ切った私の表情を見て、「もう十分頑張った。これ以上苦しむ必要も一切ない」と言い、私を無理やり部屋から出して、滑り止めで受かった大学へ進学するよう促しました。
当時はまだ、滑り止めの大学に進学することに納得がいっていませんでした。しかし、社会人になっていろいろな経歴の人と話す機会が増え、いい大学に行ったからといって仕事ができるわけではないことが分かってきました。
まったく知らない大学に行っていても、仕事の効率がいい人はいいので、本当に人によるのだと痛感しました。今、学生時代の自分に一言かけるとすれば、そんなに学歴に縛られなくてもいいと言ってあげたいです。
まとめ
この体験談では、幼少期から周囲の顔色を読み続け、人間関係に疲れやすかったこと、中学・高校で自己肯定感の低さが強まっていったことが語られています。大学受験に強く追い込まれ、受験後には部屋から出られないほど塞ぎ込みましたが、父親の言葉を受けて進学しました。社会人になった後、学歴だけで人の能力が決まるわけではないと感じ、学生時代の自分を振り返っています。
※このページは個人の体験談を紹介するものであり、特定の薬の効果や安全性を保証するものではありません。薬の使用、増量、減量、中止については、必ず医師や薬剤師に相談してください。
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