うつ病・抗うつ薬の体験談を320件ほど公開しています(2020.7.25 現在)

うつ病の体験談【自分と違うタイプのうつ病と出会った】

私は6年ほど前からうつ病を患っており、薬と自分なりの安定法を見つけて仕事も両立してきました。特に今の職場は簡単に休むことができないので、なおさら自分で調整しないといけませんでした。

公表する理由もなかったので、自らうつ病であることは周りには言っていませんでした。ちょっと気分が不安定な人という感じで見られていたと思います。

なんとか自分で安定するようにしていたので、周りに迷惑をかけることもありませんでした。

自分が自力でうつ病と戦っていたからこそ、他のうつ病の方を見ると「どうしてできないんだろう」と思ってしまいます。実際に同じ職場に来た新人の女の子がうつ病で、自分とは違うタイプの人でした。

初めは元気な子だと思っていたのですが、だんだん仕事を休みがちになっていきました。

最初は風邪を引いたことで休んでいたのですが、それにしても日を空けて休み過ぎだし、熱っぽそうな感じもなく「ズル休みなのではないか」と噂していました。

店長は本人に詳しく話を聞いて、彼女がうつ病であるとわかりました。私の会社では体育会系の人が多いせいでうつ病などのメンタル系については無神経で根性論を出すふしがありました。

そのため、彼女に対しても「気持ちの持ちよう」「どうにかならないのか」と斜め上の要求をしていました。結局彼女はどうも出来なく辞めてしまいました。

半年くらい経って彼女が戻ってくることになりました。面接を再度した時に「病院を変えて薬も新しくして今は調子いい」「前のように休むことはしない」と言っていたので、採用することにしました。

確かに最初は元気でした。しかし、まただんだんと休むことが多くなり、店長から「自分じゃ話ができないから代わりに話を聞いてほしい」と言われ、彼女と話すことにしました。

「自分の中でこうしたら気持ちが落ち着くとかはないのかな?私は一旦裏に引きこもってYouTubeをみて落ち着くけど」と聞くと「それがないんです」。「家でリフレッシュする方法とかある?私は筋トレとかしてすぐ寝るんだけど」と聞いても「ないんです」。「自分で調整できる何かがないとうつ病で仕事するのは難しいよ」と話して一度は分かったそうなのですが、結局うまく行かず、また辞めることになりました。

荷物を取りに着た際に最後に話をしたのですが、「前も行ったけどこれがうつ病で仕事をするっていうことだよ」と話すと泣かれました。そんなの考えればわかるのに…と思っていましたが、人それぞれなんだと再確認しました。

彼女の例を見ているので、自分もそうならないように反面教師として今回の話は胸に刻んでいます。ただでさえ、うつ病と知られると周りの反応が面倒なので悟られないようにしたいのですが、彼女のように自分で安定する何かを見つけないとすぐに呆れられてしまいます。

自分は自分で面倒を見ると意識して仕事をしていきます。