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うつ病の体験談【うつ病は治る、心の風邪】

私は10代の頃うつ病になり精神科に通っていたことがあります。

その当時は、お化粧をすることも出来ず、テレビを見ることも出来ず、電気を消していないと落ち着かず、お風呂に入っても腕があがらない。そのような症状に見舞われて、まるで自分が自分ではないような感覚に陥っていました。

学校も中退し、自殺願望も強かったため、入院歴もあります。数年経過し、症状は日常生活に差し支えないほどまでに回復はしたものの、そこからも10年以上通院し続け、必要最低限の投薬も続けておりました。

もう一生付き合うしかない不治の病だと思い込んでいましたが、たまたま知り合った友人(うつ病を患い短期間で完治させた)の話を聞いたことがきっかけで、自分の病気も治るに違いない!と思えるようになりました。

それまでの価値観が変わったような瞬間でした。本当は風邪のように治るものなんだ。だったら治したい!と思うようになったのです。

その変化に母も驚いていました。なぜなら、母も私も、病院の先生から「必要最低限しか飲んでいないから、これで症状が収まっているのなら飲んだ方がいいし、死ぬまで飲んでいても差し支えないよ」という感じで説得されていたからです。

ただ投薬を続ける病院から、病気を完治させることに意識を高く持っているお医者さんの元に転院しました。薬を減らしていく上での効果的な治療方法を知っているお医者さんは、結構少ないのだと知りました。

うつ病になった経緯や心のケアと、薬を減らしていくという専門的知識によるケアの、両面をしていただきました。

そして、現在うつ病の症状は全く出ておらず、必要最低限だったはずの薬から、更に量を減らすことが出来ました。不眠症だけは残っているので、不眠症の薬だけを飲んでいる状態です。

私はずっと、自分がこんな人間だからうつ病になってしまった。だから自分が自分である以上は永遠に治ることはないと思っていました。

でも、友人は”うつ病になった理由”をきちんと把握していたのです。「私は、○○の状況の時の、体験したことのないような大きなストレスによって気づいたらうつ病になっていた。」というような感じです。

ある意味で、環境のせいにするようで気が引けるのですが、私はこの考え方に大きく救われました。自分を責めすぎない。自分一人で背負いすぎない。ということが大切なんだということを学びました。