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うつ病体験談|原因不明の腰痛から母がうつ病になった家族の記録

小学生のころ、原因がわからない腰痛をきっかけに母がふさぎ込み、うつ病と診断された家族視点の体験談です。語り手である子どもの立場から、母の不安、精神科受診、腰痛の原因がわかるまでの経過が語られています。

体験談の要点

  • 語り手が小学4年生のころ、母が腰痛をきっかけに精神的に不安定になりました。
  • 母は自分ががんになったと思い込み、寝室から出られない状態になりました。
  • 精神科でうつ病と診断され、腰痛の原因もわかったことで、少しずつ元気を取り戻しました。

原因がわからない腰痛に悩んだ母

私が小学4年生のころから約2年間、母親がうつ病を発症しました。きっかけは腰痛でした。

母はとても痛がって病院に通っていましたが、症状はよくならず、レントゲン写真を撮っても原因はわかりませんでした。紹介状を書いてもらい、病院を何回も転院しても原因はまったくわからないままでした。

そのうち、母はどんどん精神が不安定になり、考え方がマイナス思考になっていきました。

がんだと思い込み寝込むようになった

母は幼いころに実母を乳がんで亡くしています。そのため、自分の腰が痛いのも、きっとがんになったからなんだと思い込んでしまい、どんどんふさぎ込んで寝込むようになりました。

そのころには病院にも行かなくなっていました。家事もまったくできなくなり、父も帰りが遅かったので、私がよくご飯を作るようになりました。

寝室から出てこなくなった母は、ご飯を運んでもまったく食べてくれませんでした。ある日、またご飯を運ぶと、母が大号泣していました。今まで泣いた姿を見たことがなく、母親は強いものだと思い込んでいたので、とてもびっくりしたのを覚えています。

父に相談し精神科を受診した

慰めていると、母から「お母さんは癌になってしまった。もっとあんたと一緒にいたかった」と言われ、私も一緒になって泣きました。

ショックを受けた私は、父に母から聞いたことを相談しました。父もがんの話は初耳で、母に問いただすと、病院に行ったわけではなく思い込んでしまっていることがわかりました。そこで父は、精神科に行ってみないかと提案しました。

後日、父と母は精神科を訪れました。母はうつ病と診断され、抗うつ剤をもらいました。多少気持ちが落ち着いたのか、寝室から出てこられるようになり、リビングで一緒にご飯を食べるようになりました。

腰痛の原因がわかり少しずつ元気を取り戻した

父は母の腰痛の原因を探るため、整形外科の情報を探し始めました。医者をしている親戚から紹介してもらった病院で、やっと原因がわかりました。

背骨の一部が変形し、突起物のようになっており、その骨が神経を刺激していたのです。神経に近いため取り除くことはできませんでしたが、それに対する薬をもらえるようになりました。

原因がわかったこと、それに対する薬をもらえたことによって、母はどんどん元気を取り戻し、抗うつ剤の使用頻度も少なくなっていきました。今でも腰が痛むことはあるようですが、原因がわかってからは元気で過ごしています。

まとめ

この体験談では、原因不明の腰痛から母が強い不安を抱き、うつ病と診断されるまでの家族の経過が語られています。語り手は子どもの立場で、母の涙や食事を取れない状態、父への相談、精神科受診、腰痛の原因がわかった後に少しずつ元気を取り戻した姿を振り返っています。

※このページは個人または家族の体験談を紹介するものであり、特定の薬の効果や安全性を保証するものではありません。薬の使用、増量、減量、中止については、必ず医師や薬剤師へ相談してください。

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