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うつ病の体験談【母親の軽い鬱病】

実際にうつ病を体験された方の体験談を載せています。

私は今、現在40代前半になる会社員なのですが、以前に私の母親が一時期ではあるのですが、軽い鬱病になり大変心配になったことがありました。

私の母親は元々から体は丈夫な方で全く病気などとは縁が無かったのですが、ある時突然病気になってしまったのです。その為、最初は少し気にしていたのですが思った以上にその病気が長引くことになってしまったのです。

勿論、私も心配して病院へとお見舞いに何度も行き励ましたりもしていました。ところが、さすがに母親が徐々に病気が長引くことによって元気が無くなっていくのがみるみる解るようになってきたのでした。そして、私も母親も改めてその病気についてを担当の先生に相談したのでした。

すると、特に命などには別状は無いと言われたのですが、しかしそれでも私の母親はもう既に元気がなくなり、食欲不振にもなっていたのでした。さすがに母親もこれまでに主な病気等にはなかったのが突然病気になってしまったので軽い一時期的な鬱病にもなってしまったのだと先生に言われました。

ですので、反ってあまり病気の話などは日頃からお見舞いに来てもしない方が良いのではっと思い、それからは母親のお見舞いに行っても全く病気の話などはしませんでした。そして、入院をして3ヶ月を過ぎた頃には母親はもう既に鬱病と診断されました。

私は信じられなかったのですが、その病気の為に入院をしたのに余計に悪くなったような気がしたのでした。しかし、先生に聞くところ恐らくもうすぐ退院さえすれば、またお母さんは元の元気な姿になりますよっと言われたのでした。

正直、私には今の母親を見ているとそんな風には一切思えなくなっていたのです。しかし、先生の言うことを信用して私は常日頃から母親の事を気にしていました。

そして、ようやく退院することが決まったのでした。私はその日、幸いにも仕事が休みだったので母親を車で迎えに行くことにしたのでした。そして、病院に着くや否や母親の部屋に行くと何と母親がまんべんの笑顔で私を迎え入れてくれたのでした。私は久々に母親の元気な顔や姿を見て思わず泣きそうになりました。

そして、あれほど元気が無くなっていた母親が嘘のように元気になり、またあんなに心配していた鬱病の方も全く無くなっていたいたのでした。因みに後々聞いたところ、母親はもう病気で死ぬのでは無いかと自暴自棄になっていたみたいなのです。

ですので、息子である私には心配かけまいと一人孤独に戦っていたみたいなのです。そして、それが後に軽い鬱病へとなったみたいなのです。先生の言う通り、退院と同時に母親が元気になり本当に良かったと思いました。今も元気になり、おかげさまで幸せに暮らすことが出来ています。