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うつ病の体験談【悩みなんてなかったのに突然うつ病とパニック障害になった話】

私は約半年前、何かに悩んでいるわけでもないのに突然うつ病とパニック障害になりました。

ある日、大学での授業中に息苦しさを感じ「なんか空気薄くない?」と友人に話していました。

当時は冬で熱気がこもっており、そのせいで息苦しさを感じているのかと思っていました。

しかしその日の帰り道、電車で帰っていると突如息苦しくなり、同時に気持ち悪くなりました。

ものすごく焦りましたが、幸いすぐに目的の駅に到着し電車を降りることができました。

電車を降り外の空気を吸っているうちに症状も落ち着いてきたので、少し疲れでも出たかな?と思い、そのまま自宅に帰りました。

しかし、その日の夜、就寝しようと思い部屋の電気を消して横になっていると、また息ができなくなり、気持ち悪くなってきました。

電車の中での症状と全く同じでしたが、今度はもっと酷く体の中に空気が入って来ず、吐き気も酷くトイレでうずくまるほどでした。

また外の空気を吸えば治ると思い玄関先でもうずくまっていましたが、段々と体の震えも出てきて、暖かいお茶を持っていたのですがそのお茶をこぼしてしまうほどの震えでした。

これはただの疲れではないと思い、症状をネットで検索したところ、精神疾患の類の症状であることがわかりました。

とりあえず症状を落ち着かせるため、「大丈夫、大丈夫」と一人でつぶやきながら、YOUTUBEのパニック障害の発作を落ち着かせるヒーリング動画を3時間ほど流し続け何とか症状を落ち着かせることができました。

翌日すぐに精神科病院にいき、診察を受けたところうつ病とパニック障害と言われ、何か人間関係などで悩んでいることはないかと聞かれました。

しかし私は全く思いあたる節がなく、むしろ毎日楽しく生活していました。

うつ病を治すには原因である物事を解決することが必要不可欠でしたが、私は解決することなど全くなく投薬を行うしかありませんでした。

発症してから、電車や車、大勢が集まる教室で発作が出ることが多々ありました。

また、バイト先でも満席近くなると人の多さにやられ発作が出ました。私の生活が一変してしまいました。

友人と車で遠出した際にも、高速道路やトンネルを通るのがとても苦しく、ここから抜け出せないという状況が非常に辛かったです。

また、眠れない日が続くこともありました。やる気が出ず眠れず、何事にも無気力で、毎日薬を飲み続け、発作を抑え、極力毎日決まった時間での生活をし続けました。

そのお陰か、段々と薬を減らすことができ、今では発作が起きた時に飲み薬を飲んでいます。

周りの人にもたくさん助けてもらい、寛解に向けて着実に進んでいます。

うつ病やパニック障害を治すには、毎日決まった時間で生活をし、太陽の光を浴びて、楽しいと思うことをし続けることが大切だと学びました。

最初は、うつ病の影響で何もやる気がしなかったり、死にたいと思うこともあるでしょう。

私も夜になり寝る前になるとなぜだか無性に悲しくなり泣いたり死にたいと思うことがありました。

私よりも症状が思い人はもっともっと辛いことでしょう。しかし、それは一時の感情であり、必ずまた毎日が楽しいと思える日がきます。

自分がやりたいことをとにかく追い求め、きちんと整った生活をすれば必ず。

私は一生治らないのかなと思っていましたが、半年で毎日薬を飲まなくてもよくなりました。

このまま質のいい生活を続ければきっと治ることでしょう。それまで私も頑張ります。