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うつ病の体験談【産後うつの体験談】

私は躁うつ病でしたが、妊娠途中から出産後まで薬を抜いていました。なるべく健康な子を産みたくて、できれば母乳もあげたかったからです。
母乳はあまり出ませんでしたが、あげていた半年間は疲れていましたが安定していました。

赤ちゃんが卒乳してしまってから、私はガクッと調子を崩しました。すでに仕事には復帰していましたが、授乳はないのに夜中は眠れず、睡眠不足になっていました。

体がだるくなり、それに伴い情緒不安定になってしまいました。何かあるたび、いえ、何もないのに突然泣き出してしまうこともあり、死にたくなることもありました。

産後うつという言葉は知っていたので、これは産後うつかなと思い、病院に行きました。案の定、産後うつと言われ、薬を再開することになりました。

しかし、今回のうつはなかなか良くならず、死にたくなって台所で包丁を持ったまま座り込んで泣く、という有り様でした。

主治医に相談したら、慣れない育児で疲れ切っているのでしょう、少し育児から離れて入院しましょうと言われました。

この時は、入院しないと本当に自分が死んでしまうか、子どもを殺してしまいそうなくらい危ないと思ったので、素直にそれに従い、子どもは実家に預け、入院しました。

最初の数日は、病棟内の誰にも会いたくないくらい落ち込んでいましたが、薬もだんだん合ってきて、周りの人たちとも何となく打ち解けてきて、元気になってきました。

だんだん病棟にいるのが暇になり、昼は毎日何らかのレクリエーションに参加していました。自分の寝床では本を読んだり、文章を書いたりすることもできるようになりました。

それでも主治医は、今までのような生活をすると元に戻ってしまいますよと言います。今まで、仕事に家事に育児にと忙しすぎたのがあり、心身ともに参ってしまったのだろうと言われました。確かに、育休もなく産後2ヶ月で仕事に復帰し、頑張りすぎたかもしれません。

退屈なくらいゆっくりして、やる気が出た頃に退院して下さいと言われました。

結局、41日間の長い入院となりました。でも、仕事も育児もまたやれそう、という思いになったところでの退院でした。ただ、やる気になったからといって全力出し過ぎないで下さいと釘を刺され、病棟で見送られました。