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うつ病の体験談【産後うつに仕事のダメージが重なりました。】

子供が娘1人、息子2人いる介護士です。

長男の時に2度目の育休を7ヶ月で終えて復帰しました。

その頃、仕事に戻ったのは約1年越し。戻ると知っている同僚たちがほぼいなくなり、訪問先のお客さんたちも様変わりしていました。

後輩たちは年数のみ上で急に戻ってきた私に懐くはずがなく、無視や指示に従わないことが多々ありました。

そこに嫌気がさして信頼していた先輩たちもいなくなり、次々と派遣社員との業務。

お客さんたちは毎度変わる派遣社員に対して厳しいので、行きなれている私が橋渡しするしかありません。

毎回来る派遣社員でもいい人とダメな人というのはいるし、それが毎回初めての人となるとこちらが今までしたことのない仕事も増えます。

また、仕事が多忙を極めれば訪問するお宅は遅れ遅れで子供の送迎も遅くなり、夕飯と入浴を終えたら寝る、また朝早く出るということが増えました。

当時夫は子供たちに今以上に無頓着だったので、保育所の送迎はあちらが居ようと私が焦って送迎しているような状態。

食事の用意、洗濯などはしてくれますが、私にしてみればそれよりも1人のゆっくりした時間が欲しいというのが一番の願いだったかもしれません。

というのも、当時長女が夜驚症に。やっと寝付いたと思ったら大体2時間くらいで意味もなく泣き始めました。

やっと落ち着いたころには起きる時間です。また泣いている子供たちを半強制的に保育所に連れていく毎日にも疲れ果てていました。

その頃からでしょうか、寝付けず、何度も起きるというのを繰り返すようになってしまいました。

また、夢の中でも仕事に行くようになり、常に自我が芽生えた子供たちにイライラするようになり、状況を見ず叱っている夫にも怒鳴りつけるようになっていきました。

職場の駐車場に着いても車から降りることができず…というか降りる気にすらならず、ぼーっとするようになっていくようになりました。

当然、仕事中もお客さん宅ではニコニコしていても、移動中の車内などはよほど仲のいい先輩などでなければ話すこともなくなりました。

いよいよおかしくなってきたなと自覚をし、安定剤を貰うようになりました。授乳中だったので一番の弱いものをストレスを感じたときに飲む程度でした。

ターニングポイントとなったのは丸2日眠れなくなってしまったときです。

やっと眠れそうとなった時に娘に起こされてしまい、そこから見たこともないような悪夢のようなものが見え、起きて夫のもとに向かう際、何か線が切れたかのように子供のように大泣きしました。

このことで夫がやっと私が変だと気付いてくれ、二人の時間を作ってくれたり、子供の面倒を少しずつ見てくれるようになりました。

今次男の育児中ですが、育休取得申請と共に契約満期。

長男が保育所を退所させられないよう無理矢理仕事を始める形となってしまいました。

最近不調が出てくるようになってしまい、またあの時のようになってしまうのではないかと不安しかありません。