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うつ病の体験談【私のうつ病経験】

私は、5年前からうつ病を、現在はうつ病の他に、統合失調症不眠症も患っています。ですが、今は落ち着いています。

うつ病になった原因は、当時働いていた職場でのセクハラパワハラによるものです。

症状は、やる気や集中力がなく、自殺行為自傷行為が絶えなかったです。

毎日、爪で腕を引っ掻いて、真っ赤にしては、「早く楽になりたい」そう願うばかりでした。

その時は、家族、友人、会社の先輩や上司にも相談できませんでした。

こんなに苦しんでいるのに「あなたの考え、まだまだ甘いよ」と言われるのが、1番嫌で、そう言われるような気がして、限界になるまで、相談は出来ませんでした。

幸いなことに、職場に「安全衛生課」という、メンタルに特化した部門があったので、何もかも限界になった時にそちらの方に相談しました。

私が思っている以上に状態は酷かったようで、すぐに「病院に行こう」となりました。

相談した日は、「帰宅途中に、なにかあったらいけない」という理由で、親に迎えにきてもらい、次の日に精神科を受診しました。診断名は「うつ状態」でした。

そこから、1ヶ月と少し会社を休職し、また復職しましたが、「早く戻らなければ、迷惑をかけてしまう」という焦りで、復職したので、周りの目が怖く、状態が悪化しました。

その時は、上司、課長も様子がおかしい事に気づき、産業医へ相談して、再度、精神科へ受診となりました。

その時の診断名は「うつ病」でした。すぐに入院となり、先生、親の前で泣き崩れたのは今でも覚えています。

とにかく、なにもかもが限界で、入院となった時は「助かった」としか思えなかったです。

そこから、2~3ヶ月、入院となり、退院した後は投薬治療、通院を続けていましたが、勤めていた会社を退職した為、今度は、転職に悩み、再度入院、退院を繰り返し、昨年の夏(7月だったと思います)、統合失調症にもなりました。

家族に迷惑をかけていることが1番辛かったです。昨年は1ヶ月程、入院しました。

その後は、「本当に入院していたのか?」というくらい回復(正しい表現かはわかりませんが)しました。

強いて今、困っていることといえば、たまにものすごく泣きそうな顔になっていることです。それは、自分で意識していないので、気づいた時に、親に指摘してもらうようにしています。

とても簡単にはなってしまいましたが、私のうつ病の経験はこんな感じです。

幸いなことに、精神科の担当医はとてもいい人でした。また、妹が看護師だったこともあり、家族全員にも、病気を理解してもらっています。

私は、決してこの先も1人では生きてはいけないでしょう。

辛いことはあります。それでも、毎日毎日を過ごしていけることに感謝して、幸せだと思っていきたいです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

私の経験が、少しでも役にたちますように…。

そして、同じうつ病で苦しんでいる人の助けになれますように!