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うつ病の体験談【うつ病が治った癒しの言葉】

実際にうつ病を体験された方の体験談を載せています。

私がうつ病になったのは、 大学受験の2浪目からでした。


というのも、 当時から車椅子に乗っていて養護学校出身なので、就職も 難しいと思いましたし、ましてや結婚はなおさら難しいと思っていたので、大学受験しかないと思ったからでした。

しかし受ける大学が不合格となり、 どうしようもなく眠れない日々が続きました。
しばらくして、 何も希望を感じられないまま、 家に引きこもるようになりました。 食事も家族と一緒に食べれなくなって、自分の部屋の外に食事を置いてもらってドアを開けて摂るような状態でした。


そんな中幼馴染の九つ上の女性が毎日仕事帰りに来てくれるようになり、 初めは困惑していましたが、 話ができるようになり外に出ることができるようになりました。


当時は24になっていましたので、 大学受験はせずに、将来のことを考え公務員試験に挑戦することにしました。
引きこもりから 助けてくれた幼馴染の応援もあって、地方公務員に合格することができました。


これも大学受験の勉強をしていたからだと思います。
配属になったこところは、 市民病院の電話交換手で、女性ばっかりだったので、関係がとても難しかったのです。1年半経った頃でしょうか、 うつ病が再発になり、後ろ向きに考えるようになりました。


早速病院に行って診断を受けて薬をもらって帰ってきました。
そして、お世話になった幼馴染に連絡を取り、こういう診断を受けたということを言うと、「今まで頑張ってきたんだから、ゆっくり休んだらいいよ」と言われ。ホットしました。


その言葉を聞いただけで、なぜかゆったりとした気持ちになり、病院には行かなくてもいいようになりました。 
それからはうつと言っても初期の症状だったのかもしれませんが、薄紙をはがすように、症状も良くなっていき、仕事でもぼちぼちですが、できるようになっていきました。


うつ病というのは、投薬などの治療が大事だとは思いますが、一番大事なのは周りの人の支援だと思います。
人はひとりでは生きていけないと思うので、誰でも誰かの支えがないと駄目だと思います。


あれからも何度か、うつ病には何かけましたが、しんどい期間が短くなって言ってるような気がします。
幼馴染の女性は、医学の専門家でもなんでもない形ですが、常に生まれてきたことは「一つ一つの物事をマイナスに考えるよりプラスに考える方が自分も周りの人も幸せになるよ。」ということでした。


これからもまた、再発で悩むこともあるかもしれませんが、 この言葉を思い出しながら生きていきたいと思います。