仮想通貨の大暴落をきっかけに、明るく活発だった同僚の様子が変わっていったことを、近くで見ていた方の体験談です。
身近な人の変化に気づきながらも、当時は深刻に受け止めきれなかった後悔と、うつ病を他人事ではないと感じた経緯が語られています。
体験談の要点
- 体験談の主体:うつ病になった同僚を見ていた方
- 同僚の変化:明るく仕事をこなす人だったが、投資の失敗後に無気力になっていった
- 周囲から見えたサイン:挨拶の元気がなく、上の空で、スマホばかり見ていた
- その後:同僚は仕事を辞め、自宅にこもるようになった
- 語り手の後悔:異変を軽視してしまったことが心に残っている
- 気づき:うつ病は身近な人にも起こりうるものだと実感した
明るかった同僚の様子が変わっていった
同僚のAさん。彼はとても明るく、仕事をバリバリこなす活発な青年でした。
それまでは……。
Aさんは、ある時仮想通貨を買って、最初のうちはかなり儲かっていたそうですが、仮想通貨の大暴落に巻き込まれ、投資金額のほとんどを失いました。
それだけなら、お金がなくなっただけで、また働けばいいだけの話で済んだのですが、Aさんは仮想通貨にハマり過ぎた結果、1番大切な「やる気・気力」という人的資産も失ってしまった。
これが1番厄介で、それ以降のAさんはまるで別人のように変貌して、全くの無気力人間になってしまい、最終的には仕事を辞めて自宅にこもりきりという経過をたどりました。
異変に気づきながら、深刻に受け止めきれなかった
Aさんが深刻なうつ病を発症するまで、言われてみればたしかに、Aさんの様子が少し変でした。
いつもなら「おはよう〜」と元気な声で挨拶して、仕事をテキパキとこなす人なのに、最近では、何かぼーっとしていて、話しかけても上の空。
仕事中、いつもソワソワしてスマホばかり見ている。そのスマホを見る表情は青白く、覇気がない。
きっとその時点で、仮想通貨にハマり過ぎて他のことが一切手につかなくなってしまったのでしょう。さらに追い打ちをかけて大暴落に巻き込まれ、精神状態が崩れ、心を閉ざしてしまったのだと思います。
早くAさんの異変に気づいてあげられればよかったのですが、「まさかあのAさんがうつになんてなる訳ないよな!」という過信から、Aさんの異変を軽視してしまいました。
今思うと後悔が残ります。
身近な人の変化から、うつ病を他人事ではないと感じた
会社を辞めてしまったAさんとは、それから一切連絡が取れず、自宅に行ってもドアを開けてくれません。心の扉も閉ざしてしまい……。
その後のAさんの素性はわからないまま心配しましたが、風の噂で実家に帰ったとの知らせを聞いて、ちょっと安心しました。
「うつ病」についてはいろいろ聞きますが、身近な人でうつ病になった人がいなかったので、それほど深刻な病だとは思っていませんでした。
ですが、あんな元気なAさんが変わっていく姿を間近で見て、うつ病の怖さを痛感しました。
ぶっちゃけ、「自分はうつ病にはならない。俺には関係ない。」と他人事だと思っていた私。
「まさかあの人が!」という人までうつ病になってしまうのだから、「もしかしたら自分にも襲いかかってくるかもしれない」と心得ようと強く思いました。
Aさんの場合は仮想通貨が原因だったが、今の社会、うつ病を誘発することはたくさんある。
だから気をつけようと思いました。
まとめ
この体験談では、明るく仕事をこなしていた同僚が、短い期間で別人のように変わっていった様子が語られています。
語り手は当時、「あの人がうつになるはずがない」と考え、異変を軽く見てしまったことを後悔しています。身近な人の表情、会話、仕事ぶり、生活の変化は、小さく見えても重要なサインになることがあります。
ただし、原因や回復の道筋は人によって異なります。気になる変化があるときは、決めつけずに声をかけ、必要に応じて医療機関や相談先につながる選択肢を一緒に探すことが大切だと感じます。
※このページは個人の体験談を紹介するものであり、特定の薬の効果や安全性を保証するものではありません。薬の使用、増量、減量、中止については、必ず医師や薬剤師に相談してください。つらさが強いときや今すぐ誰かに話したいときは、相談先をまとめたページも参考にしてください。
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