うつ病・抗うつ薬の体験談を320件ほど公開しています(2020.7.25 現在)

うつ病の体験談【うつ病歴約15年】

うつ病歴約15年の男性44歳です。妻と高校生の娘がいます。私がうつ病と診断されたのは今から約15年前の29歳の時です。当時は、飲食チェーン店を経営する会社でエリアマネジャーとして働いていました。結婚して5年目で子供は2歳でした。

現在のような働き方改革がどうのこうのという時代ではなく、残業をしているものはよく働いている、休日出勤しているものががんばっている、という時代でした。私は働くことが好きでしたし、休みもいらない、残業なんて当たり前と思っていて、家庭を顧みず、ひたすら働いていました。


休みは月に1回あるかないかという状況でしたが、それでも何の迷いもなく頑張って働いていました。ところが、いつも通り店舗視察をしていた時、突然頭に異変を感じました。それまでは何か問題があっても冷静に対応していたのですが、その時は言ったことができていない店長に対して、異常なまでにイライラし、店長に怒鳴り散らし、その周辺にあったものを壊しまくる状況になりました。何をどうやってもイライラが収まりませんでした。

数時間後、ようやくイライラが収まりましたが、なぜそこまでイライラしたのかわからずその日は終わりました。その後も、以前のような冷静な自分ではなく、とにかくイライラした日々が続きました。同時に、めまいや頭痛といった症状も出てきました。さらに、イライラ感がないときは、猛烈な不安感に襲われ始めました。夜中一人になると、突然、死にたいと思うようにもなりました。

自分でもなにがどうなっているのかわからない、なぜそんなに情緒不安定なのかわからない、そんな日が3か月ほど続いたときに、妻から心療内科をすすめられました。それまで怪我や病気とは無縁だったので、しかも心療内科なんて全く考えたこともなかったので、妻と一緒にいきましたが、とても嫌々行きました。

心療内科で先生に一通り状況を伝えたところ、先生より、「あなたはうつ病です」と言われました。「うつ病ってなんですか?」それが私の一言目でした。先生より、どんな症状がうつ病で、今後薬物療法をするといわれましたが、とても受け入れられませんでした。妻は、「やっぱり・・・」と納得していたようですが、情緒不安定ではあるけど働けているし、生活できているのになぜ?と疑問ばかりでした。

その日から薬物療法を約15年していますが、いまだに治りません。その後転職を何度かして、昨年8月に退職してからついにメンタルが完全に崩壊し今は療養を余技なくされています。障害者手帳を申請取得し、今後は障害者雇用枠で働くつもりではいます。本当につらい毎日です。