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うつ病の体験談【シャーペンで血が出るほど腕を刺してみたり】

私は現在23歳です。中学生の頃からメンタルクリニックに通っています。最初に通い出したきっかけは極度のあがり症でした。

私の周りの人たちは、発表や人前に立つ際言葉では「緊張する」と連呼するのですが、いざ前に立っても私から見れば普通にしゃべっているようにしか見えないレベルでした。

私も最初はそんなレベルだと思っていたのですが、中学生になって初めて、みんなの前でリコーダーを発表する機会がありました。しかも教室の後ろではビデオを回しているんです。

私の番が近づいてくるにつれて心臓の音が隣の男の子に聞こえるのではないかと思うほど心臓が異常なほど働き出しました。順番になり、私は一生懸命練習したリーコーダーを吹き始めました。ところがあまりにも手が震えてまともな音にさえなりませんでした。

頭が真っ白な状況だったので明確には覚えていませんが、クラスメイトはケラケラと笑っていたと思います。それがきっかけで私の中学校、高校生活は変わってしまったと思っています。

周りの友達は当たり前に出来て学校生活も難なく楽しんでいるのに私は他の人とは何かが違うとずっと思っていました。

そんな日々が何年も続き、前々から感情の起伏が激しかった私でしたが、憂鬱な気持ちが何日も続くことが多くなりました。中学生の頃から処方されていた抗不安薬を、用法用量を守らずに飲んだり、シャーペンで血が出るほど腕を刺してみたり。

雰囲気や態度、表情からでていたのでしょうね。おうちでごはんを食べている時にはお姉ちゃんに「なんでそんな世界の終わりのような顔しているの」と、半分馬鹿にさせたような言い方をされました。

私に対して何の気遣いも感じられませんでした。その言い方に更に死にたい気持ちが膨らむ一方で、家庭にいても学校に行っても理解してくれる人はいませんでした。

今思えば中学生のころの友達はまだこんなことが理解して寄り添ってくれる程の余裕もなかったのだと思います。そんな日々が続いていましたが、あがり症の治療をしていた際に抗うつ剤を飲み、その副作用で動けなくなった時期がありました。

仮に鬱病だったとしても、またあの辛い抗うつ剤は飲めない、と思ったのでそんなに本気になって医師にも相談しませんでした。

それから数年たった今は、その頃世はマシになったと思気持ち的に安定しない日はたくさんあります。それどころか今は気持ち的な症状もそうですが、身体的な症状が出ていてお薬を飲む毎日です。

結局今のこのしんどさは、心身症だといわれました。あの頃の気持ち的にもしんどかった日々が鬱だったのか、そうではなかったのかは今となってはわかりません。そこまで追求しなくてよかったと思っています。

私はこの経験から、鬱かはわからなくても誰にでも無責任に「頑張れ」の言葉は使わないようにしています。