うつ病・抗うつ薬の体験談を320件ほど公開しています(2020.7.25 現在)

うつ病の体験談【突然動かなくなった体】

わたしがうつ病を体験したのは、2年前です。もともとネガティブな性格で、些細なことでも気にしやすいところはありました。

過去にも食欲がなくなったり眠れなくなることもありました。 ですが、2年前のうつは今までとは比べ物にならないほどでした。

発症のきっかけは、おそらく職場が原因だと思います。 ちょうど仕事が忙しく人間関係でも悩むことが多かった頃、お客様から立て続けにクレームを3件受けました。

そのなかにクレームだけでなく、人格否定をするようなことを言われました。 それを受けたときに涙が止まらなくなり、何でこんな思いをして働いているんだろう?と思いながら家に帰りました。

そこから胃がキリキリと痛んだり、食欲がなくなったり、眠いのに寝れない、寝ても1時間くらいで起きることが続きました。

当然朝はだるくて起きるのが辛かったのですが、それでも何とか仕事にいく日々でした。

ですが、ある日の朝のことです。アラームが鳴ったので起きようとしたところ、体が全く動きませんでした。まるで手足に鉛でも乗っているかのようでした。お腹の底にもどんどん鉛が沈んでいくかのように、胃が重く感じました。

結果その日は仕事を休み、内科に行くことにしました。ですが、一度精神科にも行くだけ行ってみようと思いました。

行った病院で『うつ病です、仕事は休んでください』と診断結果を告げられました。私にとってかなりの衝撃でした。

ドクターストップがかけられるほど、自分の体が追い詰められていたとは思っていなかったからです。

抗うつ剤と睡眠薬をもらい、仕事は2ヶ月の休みをもらいました。ですが、睡眠薬をもらっても寝ることができなかったり、抗うつ剤の副作用で手足がしびれて立てない、お箸すら持つことが出来ないということがありました。

また家族もうつに否定的だったので、抗うつ剤や睡眠薬を飲むことを反対され、家庭にも居場所がなかったのが辛かったです。なりたくてなったわけではないのに…薬だって、飲みたくて飲んでるんじゃないのに…。

職場でもあまり良くないことを言われていると知り、どこに行けばいいのかさらにうつに拍車をかけていました。

ですが、そのときお付き合いしていた男性から、『お医者さんが治るために出した薬だから、躊躇わずに飲めばいい』と言ってくれたことで心がスッと楽になりました。

またその当時上映されていた『グレイテストショーマン』という映画を見たときに、『THIS IS ME』という『わたしはわたしのままでいい』という歌にとても励まされました。

今では薬を服用することもなく、穏やかに生活出来ています。たまにしんどくなることがありますが、その時は出来るだけ自分のペースに持っていけるように自分を甘やかしています。なかなか完治は難しいと思うので、うまくお付き合いが出来るように向き合えればいいなと思っています。