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うつ病の体験談【職場でのパワハラ、セクハラ】

転任してきた上司がとてつもないモンスターで、それが原因でうつ病になりました。
といっても他にも原因は色々とありましたが、うつ病に陥るきっかけは上司でした。

もともとハードな職場で、なかなか代わりになる人材もいませんでした。毎日夜12時を超えて帰り、翌朝7時ごろ早めに出社し、朝も夜も残業をしていました。

本分は営業なので日中はルートセールスで外を周り、18時に事務所へ帰って書類仕事をするため、残業ありきの職場で、昼食をとる時間もありませんでした。

だんだんと少食になり、睡眠時間も短くなっていきました。この様な生活を繰り返すうちに心身が削られていきましたが、それを正す気力もありませんでした。

そんな時に、利率が完全に逆ざやの仕事を半ば無理やり任せられ、毎日のように現場や関係部署から文句を言われ、上司から頭ごなしに怒鳴りつけられて、そして製品にミスが多く取引先にも謝り倒しでいました。

すると、だんだん反論したりすることが億劫になって、怒鳴られた時に涙をたえられなくなってきました。

毎日通勤中に泣き、外回りで車を運転しながら泣いて、取引先の駐車場で必死に涙を止めてから挨拶に入り、事務所で泣きたくなった時はトイレにこもるようになりました。

特に精神を摩耗させたのは上司が怒鳴りつけることでした。どう考えてもこちらに理があり、周囲に確認してもそうなのに、大勢の前で「お前はバカだ」「ペットと同じで会話が通じないから怒鳴ってやってる」「反論せずにいうことだけ聞いていろ」と言われました。

また、上司は周囲に人がいない時には妙に優しく「お前のことを思っていってやっている」「自分の子どもみたいに思っている」と慰めるような言動をし、そのギャップに頭がおかしくなりそうでした。今振り返ると完全にDVの心理に陥っていたと思います。

それに上司はパワハラ以外にセクハラもありました。一度酒が入っている時に抱きつかれて、怖くて怖くて本当に死のうかと思いました。

上司は50代半ばの男性で、かなり恰幅の良い人でした。私は20代の女性で、怒鳴られている時には心底恐怖を感じました。

ですが私も真面目だったので、できる限り自分の思うことをいっていたつもりでした。しかし、「黙ってやれ」と役員や先輩や後輩の前で怒鳴られた時に心が折れ、それ以来一切の反論をやめました。

周囲で私のことを気にかけてくれる人は大勢いましたが、表立って味方してくれる人は誰もいませんでした。

そのうちに不眠気味になり、毎日家ではご飯もろくに食べずぼうっと横になっているうち、朝起きることができなくなりました。

会社に遅刻してばかりになり、役員と総務部の勧めで病院にいったところ、うつ病と診断され、抗うつ剤、睡眠導入剤、抗不安薬などたくさん薬を出されてすぐに休職になりました。

2ヶ月の間は実家に帰り、食事の時以外はほとんど眠っていて、この時は過眠気味でした。
3ヶ月目から動く元気が出てきたので、一人暮らしをしながら散歩をしたり、映画を見たりして暮らしました。

2ヶ月動かなかったせいで体力と体重がかなり落ちており、少し動いただけでヘトヘトになっていました。お風呂に入るのも辛かったです。

結局半年休職して、その後違う部署にしてもらい、時短勤務から徐々に復職して、フルタイムができるようになった頃に転職をしました。

上司は私含む複数人の社員によるパワハラ・セクハラの告発でクビになりました。薬も減らすことができましたが、離脱症状で不眠症になり、毎日3時間も寝られなかったり、情緒不安定になったり、うつ病のせいで働きどきの年齢の1~2年を無駄にしたと思います。

特に不眠は辛いです。不安定になって大きな声で叫び出したい日がたくさんありました。また、転職後も不眠症は続いていて、不定期に通院しています。

今30代前半ですが、大切な20代後半の仕事をうつ病に大きく左右され、そして不眠含む体調の悪化でまた仕事を辞めることになりました。

自律神経は乱れていますし、一人の生活が難しくなって地元に帰る決断をしたところです。
本当に、うつ病さえなければと、あの上司に会いさえしなければ、会ったにしてもすぐに退職して逃げていればと後悔する日々です。

少しの男性不信と、自己肯定感の低下があり、どうして自分がこんな目に遭わなければならなかったのかと、とても悔しく、恨んでいます。苦労も挫折も叱られる経験も、誰も味合わなくて良い経験だと思います。