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抗うつ薬の体験談【デパス・アルプラゾラム・レクサプロ・リフレックス】

普段と変わらず、仕事と家事に追われる日々を過ごしていました。そんなある日、突然の人事異動を言い渡され、新しい部署へ配属となりました。新しい部署での仕事は覚えるのも大変でしたが、何とか仕事をこなしていました。

そんなある日のこと、最近、寝付きが悪いなと思い心療内科へ。マイスリーを処方され服用するようになりました。何とか寝付けると思いしばらく睡眠薬を頼りに何とか寝ていましたが、日に日に仕事量が増加しいつの間にか激務に追われる日々を過ごしていました。


仕事中に何となく息が苦しくなったり動悸も頻繁に起こるので主治医に相談し、息苦しくなったら飲むようにとデパスを処方されました。デパスを飲むと不思議と動悸と息切れが治まり当面、頓服で服用しておりました。

ある日のこと、朝起きたら何となく身体が怠く辛い日々が続いたため主治医に相談し、アルプラゾラムと言う薬を処方されました。こちらを朝起きたときに飲むと、身体の怠さも取れ、家事や仕事へ行こうと言う気持ちになりしばらく服用を続けておりました。不眠、動悸息切れ、起きた時の気怠さや仕事、家事に対するやる気も少しずつですが改善されてきたため、処方された薬を服薬していました。

それでも仕事の忙しさや、家事に追われる日々が続き何とか過ごしていた矢先に、大きな仕事を任されたことと、子供の進路問題等、取り巻く環境がどんどん悪化し、それとともに自身の体調も悪化。仕事にも行く気になれず、何もやる気が出ない。それでも仕事には行かないといけないと言う使命感と、家事も何とかこなし、休日は引きこもる様に寝てばかりでした。

主治医に今の現状を伝え、レクサプロと言う薬を試してみましょうと服薬を始めましたが、吐き気の副作用症状が出たため服薬を停止し日中はアルプラゾラムとデパスで何とか凌ぎ、寝る前は睡眠薬を服用していました。

周囲の環境の兆しも見えず、仕事量は更に増え、家庭内の問題も解決せず更に症状が悪化。現実逃避なのか日中は眠気に襲われ、今以上にやる気も出ず、食欲も減退し体重も減少。薬の量も増え、もう自分自身でも限界を感じ、死んだ方が楽だと思うようになりました。


他の抗うつ剤を試してみないかと主治医に勧められましたが、何とか頑張りますと意地を張っていたのが悪かったのか更に体調がおかしくなり、リフレックスと言う薬を処方され服薬を始めました。服薬当初は眠気と気怠さが辛かったですが、飲む前の精神的な辛さは改善されてきていると思います。

抗うつ剤と聞くと抵抗もありましたが、やはり環境の変化による辛さには薬を頼るほかありません。ストレス社会と呼ばれている中、多くの方々が心の病を抱えていらっしゃると思います。運動で発散されたり、私のように抗うつ剤を頼るしかない等、人それぞれだと思います。

本当にどうしおうもなく辛い時は私は、抗うつ剤を頼るべきだと思います。私も取り巻く環境が、変わらない限り、服薬をし続けることになると思います。それでも、とにかく今は、程々に頑張るしかない。いつか環境の変化と共に薬を頼らなくて良い日が来ることを信じてこれからも前向きに生きていこうと思います。


ミルタザピン45mg(リフレックス)

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