うつ病・抗うつ薬の体験談を500件以上公開しています

うつ病の体験談【うつでも働いて自立はできる】

当病歴は6年です。最初の仕事で、業務オーバーフロー、燃え尽き症候群などと言えるような経緯があって、うつを発症しました。私の症状は重いのかは分からないので、なるべく客観的に事実を書き記します。


まず、一人暮らしのアパートで自殺未遂をしました。ですが、今となっては良い意味で思い切りがつかなかったです。なんとか職場の上司には報告して、有給休暇を使わせてもらって、スムーズに休職させてもらえました。その後すぐに、アパートは引き上げて実家に戻りました。そして心療内科、精神科を受診しました。

最初はエビリファイの服薬とカウンセリングが中心でした。しかし、家にいても特に家事をするわけでもない私に、家族は難色を示してました。それも祟って、さらに症状は悪化しました。布団から起きあがることさえできなくなりました。そんな私に対して、家族の当たりはさらに強くなり、耐えられなくて、誰にも告げずに自分の車で行方をくらましました。

2週間ほど、気が向くままに車を走らせて、死に場所を探していたら、パトカー2台で私が運転する車を誘導して、警察署に誘導してもらいました。家族が捜索願を出してたみたいです。そこからどうやって帰ったのかは、記憶が曖昧で覚えていないです。私の車で帰ったことは明らかですが。

そんな家出を経て、2週間ぶりに精神科を受診して、服薬治療のために沢山の薬を処方してもらいました。そのうちに、医師から「うつを伴う気分障害が見られます。障害者手帳を取得して、自立した生活のために支援を受けませんか?」との勧めもあり、精神福祉手帳3級を持っています。

そうして「支援を受けても良いんだ」と思えると、徐々に就労意欲が湧いてきて、専門学校に26歳で専門学校に通いまして、今はバリバリで働いてます。意欲が湧いてきたと行っても、うつを伴う気分障害であることは変わりありません。依然変わらず週に1度の通院にて、体調や出来事を医師に話す必要があり、特に心因性で体調が悪いと、薬の調整を受けます。

ですが逆に言えば通院して自己管理ができていれば、働いて稼いで自立することは可能です。また、私なりのつうの原因である「考えすぎ」は逆に捉えると「考えることができる」なのです。実際に、私はプロジェクトの進行において、慎重に考えてアイディアを出せます。うつは必ずしも人を苦しめるものとは限らないのです。

だからもしこの記事を読むあなたも、うつで悩んでいるなら、うつを逆手に利用して長所にできる道を探してみてください。