ブラック企業での長時間勤務をきっかけにパニック障害と診断され、その後の再就職先での人間関係や家族の介護が重なり、うつ病と診断された体験談です。
体験談の要点
- 就職氷河期の中で入った会社は長時間勤務が続き、精神的に限界を迎えた。
- 出勤準備ができなくなり、母に連れられて病院を受診してパニック障害と診断された。
- 療養後に資格を取得して再就職したが、職場の人間関係と祖父母の介護が重なった。
- 強い落ち込みや消えたい気持ちが出て、病院でうつ病とパニック発作が出ていると診断された。
ブラック企業で限界を迎えた最初の不調
もともと少しネガティブな考え方をしてしまうところはありましたが、精神的な病になることなく大学生までは普通に過ごしていました。
就職氷河期でもあり、なかなか希望する職種に就けるような社会情勢ではありませんでした。そして、私が勤めた会社はなかなかのブラックでした。
朝は始発電車より早く出勤を促され、夜は終電より遅く帰る日々が続き、私は精神的に限界がきてしまいました。
ある朝のことです。出勤の準備をしたいのに、着替えられなくなりました。明らかにおかしい私に母が驚き、病院に連れていってくれました。そこでパニック障害と診断されました。
療養後の資格取得と再就職
結果として仕事を続けることは断念し、家で療養する日々を過ごしていました。
回復傾向にもなってきたため、ずっと家で寝ているわけにもいかないと焦りを感じ、資格を取ることを決めました。
資格を取ること自体は、自分のペースで勉強でき、なんとか資格取得をすることができました。その頃には、パニック障害もだいぶ寛解してきており、新たな就職場所を探すため転職活動に専念していました。
転職には少し時間を要しましたが、なんとか仕事に就くこともでき、新たな社会人生活をスタートしようと意気込んでいました。
職場の人間関係と介護が重なった時期
その仕事場は女性特有の嫌がらせや、派閥グループでの揉め事など、なかなか問題がある会社でした。入社して1年ほどは我慢できていたのですが、それ以降は毎日涙を流しながら仕事をする場所になっていました。
ちょうどそんな時期に、母方の祖父と祖母が認知症になりました。母だけでは介護をすることが難しく、私も手伝いをすることが増えていきました。
仕事場ではつらい人間関係で涙が出て、帰宅後には介護の手伝いがありました。血縁者の認知症の状態にショックを受ける部分も目にして、気分の落ち込みはひどいものでした。
母に相談してうつ病と診断された
そんな日々を半年ほど過ごしたころ、仕事で少しミスをしてしまいました。そのミス自体は顧客に迷惑がかかるものではありませんでしたが、反省する点はたくさんありました。
その日に帰宅してから、急に「こんなミスをしてしまう私なんて消えた方がいい気がする」「私がいなくてもあの会社は困らないし、私がいない方がいいのかもしれない」と頭の中に浮かんできました。泣きそうな気持ちなのに涙は出ず、胸が苦しくなり、息ができず、煙のように消えてしまいたいと願っている自分がいました。
以前のパニック障害がまた出てしまったのかとも思いましたが、死にたい気持ちが大きくなりかけていたため、母に相談しました。すぐに病院へ行くことになりました。
診断はうつ病で、パニック障害でのパニック発作も出ているという内容でした。今もまだ、うつ病とパニック障害を寛解できてはいません。
この体験をして思うのは、一人だけではどうすることもできなかったということです。家族への感謝は何よりもしないといけないと感じています。うつ病だと、気持ちだけでなく身体もうまくコントロールできない人もいます。私にとっては、家族や周囲の人に助けを求め、第三者の目で診てもらうことが大切でした。
何もかも捨ててしまいたくなる前に、周囲からの支えに甘えて、それから考えても遅くはないと思いました。悩んでいる方は、誰でもいいから助けを求めてみてほしいです。
まとめ
この体験談では、長時間勤務が続く職場で限界を迎えてパニック障害と診断された後、再就職先での人間関係や家族の介護が重なり、うつ病と診断された経過が語られています。
母に相談して受診につながったこと、家族や周囲の支えを受けたことが、強い落ち込みの中で大きな支えになっていました。
※このページは個人の体験談を紹介するものであり、特定の薬の効果や安全性を保証するものではありません。薬の使用、増量、減量、中止については、必ず医師や薬剤師へ相談してください。
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