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うつ病の体験談【思っていたよりも苦しいものでした。】

うつ病を持っている友人は過去にいたことがあって、なんとなく知ってはいたものの、いざ自分がなってみるとそれは想像していた以上に苦しいものでした。

まず自分がうつ病になったことに全然気づけないのです。自分ではただ病んでしまったのかなぐらいにしか思っていなかったのに、それがうつ病だと知った時はとても驚きました。

職場の人間にされたいじめや友人からのストレスでこうなってしまったことを嘆いたとしても、その気持ちは誰にも理解されないままなのだと悲観する日々でした。

毎日毎日、自分を責め続けて、気持ちがすうっと冷静になったと思ったら、なんの躊躇いもなく自分の手首にカッターを押し付け、自傷行為を繰り返すようになっていきました。

生きているのが辛い、何にも興味が持てない、笑っていたことにも笑えなくなってしまった、食欲すら湧かない、そうなってくると自分はどうして生きているのだろうと自問自答します。自分など生きている価値などないと思って首を絞めてみたりもしました。

友達や家族、恋人が危ないと言って手を引いて車に轢かれるのを助けてくれるのですら、煩わしいと思うようになってきて、車でもなんでもいいから自分を殺して欲しい、楽にしてほしいと常に死にたいという気持ちが心の中にありました。

過呼吸になった時はそのまま死なせてほしいとすら思うほど苦しいし、毎日毎日死にたいと考える自分を止める周囲の人間の思いも理解できるから、板挟みになってしまってさらに辛く苦しくなっていく一方でした。

でも、ずっと暗い気持ちでいるわけではなく、明るく楽しく過ごせる時もあります。その時は自分がうつ病を克服できたのかもしれないと期待してしまいますが、また逆戻りするという繰り返しにもう嫌になってきます。

いつ治るかも分からないうつ病を持ったまま結婚なんてできるのかなというのが最近の悩みです。それに毎日睡眠薬でなんとか寝ている状態ですし、寝たとしても悪夢にうなされて過呼吸になってしまう、それが私のうつ病の現状です。