友人Tは、幼い頃からの幼馴染です。私が精神保健福祉士であったことを知った上での相談でした。
中身はとても深刻で泣きながら電話で話しました。実は小学生低学年の時に性的虐待があったそうです。
彼女は親戚の男性からひどい性的虐待を受けたことを両親に打明けたけど「それは可愛がりだったんだろう。」と片付けられたみたいです。ですが、性的虐待の中身があまりにひどすぎて「可愛がりの範囲ではない」と私は考えました。
詳細は話せませんが、上半身、下半身を異常に触られ、男性の性器を彼女になすりつけるなど本当に悲しい事件でした。私も幼かったため、何もしてあげられなかったことを後悔しています。
そのことが原因で、PTSDを発症しながらも誰にも言えず悩んでいました。私は一つの提案を彼女にいました。
両親が取り合ってくれなくても、まずはPTSDの話をして心療内科に行きたいと言ったらどうか?と話しました。今まで男性とお付き合いはしていたのですが、誰にも言えなかったため、性行為は我慢していたようです。
そこで親身になってくれる女性の先生を紹介しました。
その後カウンセリングや心理検査を受け、女性の先生と話すことができたと後日報告がありました。またPTSDによる不眠・不安もあったため、軽度のうつ病も診断されました。ジェイゾロフトと頓服でブロチゾラムという寝つきが悪い方に処方される薬を処方してもらいながらも、カウンセリングを受け続けました。
心療内科にいったことを両親に話し、彼女がそこまで苦しんでいたことを知り、現在は親戚の男性と接触しない様に絶縁したそうです。現在は仕事を短時間でしながらも心療内科に通い、カウンセリングを受けているそうです。