体験者は5年間勤めた会社を退職した後、楽しさや気力を感じられなくなり、ベッドから起き上がれない状態になりました。家族に促されて受診し、うつと診断された後、カウンセリングや服薬、休養を続け、時間をかけて日常生活に戻っていった体験です。
体験談の要点
- 5年間勤めた会社を退職した後、楽しさや気力がなくなり、起き上がれない状態になった
- 当初は自分がうつだとは考えず、休んでいるだけだと思っていた
- 親が様子を見て驚き、病院へ連れて行かれ、うつと診断された
- カウンセリング、抗うつ剤、休養が必要だと受け止めた
- 8か月ほど治療を続け、現在は普通の生活を送っていると振り返っている
退職後に楽しさを感じられなくなった時期
テレビを見ていて「何故私が・・・」というフレーズを耳にした方は多いと思います。
私も自分がうつだと分かったときに同じことを思いました。
うつには色々な原因があります。私は長らく携わっていた会社を退職したことによるものでした。5年勤めていた会社では重要なポジションを任されており、無遅刻無欠席で勤め上げました。有給は存在せず休日出勤は存在する、いわゆる「ブラック企業」に勤めていたのです。
退職したあとの私は、何故か何事に対しても楽しさや面白みを感じない、気分が沈む、好きなことをしていても楽しくない、何もする気が起きない、ベッドから起き上がれない、等など今まで毎日仕事をしていた自分が嘘みたいに感じました。
でもまさかその時は自分が鬱だなんて考えもしなかったので、今まで仕事を頑張ってきたのだから多少ダラけていても問題ないか、と思っていました。
家族に促されて受診した経緯
そんな生活が続いたある日、親が家にくる機会があったのです。私の姿を見た親は大変驚いていました。顔に生気が感じられない、一体どうしたんだと大騒ぎです。私は何をそんなに驚いているのか全く分かりませんでした。すぐに病院に連れて行かれ、医者が聞くことに答え「鬱」だと診断されました。
原因はやはり今までの職場環境によるものでした。
これからどうしていくか先生と親が話していましたが、私はそのときのことを覚えておらず、気が付いたら家に居ました。
カウンセリングと服薬、休養の必要性
例えば、大怪我をした時カウンセリングをするだけでは、完治するどころかばい菌が入ってしまい余計酷くなってしまいます。大怪我をしたら、まず通院や必要なときには入院が必要です。次に怪我を治すための薬や痛みを抑えるための痛み止めを飲み、あとは動き回ることはできないので休養が必要ということになります。
鬱もそれと同じです。私が元通りになるためには、専門知識をもった先生とのカウンセリングの他に、不安感や緊張感、不眠という症状をやわらげるための抗うつ剤が必要でした。そして、今まで使い過ぎてしまった身体や脳を休ませてあげるための休養も必要でした。鬱というと特別なもののように考えがちですが、身体疾患の治療とあまり変わらないのです。
8か月の治療と現在の生活
鬱というのは、なかなかすぐには治りませんでした。地道に治していくしか方法はありません。私は鬱と診断されてから8ヶ月の期間を要しました。もう治ったから大丈夫、と自己判断をして服薬をやめてしまうと、また一から治療になります。根気強く治療を続けていくのが一番大事なことでした。
今はもう完治して普通の生活を送っています。
鬱と頑張っている方は、一人で悩まないでください。鬱は恥ずかしいことではないです。
まとめ
この体験では、長く勤めた職場を退職した後、楽しさや気力がなくなり、起き上がれない状態になった経過が語られています。家族に促されて受診し、うつと診断された後、カウンセリングや抗うつ剤、休養が必要だと受け止め、8か月ほど治療を続けました。現在は普通の生活を送っていると振り返っています。
このページは個人の体験談であり、すべての方に同じ経過や結果が当てはまるものではありません。特定の薬の効果や安全性を保証するものでもありません。薬の使用、増減、中止については、自己判断せず医師や薬剤師へ相談してください。
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