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うつ病体験談|孤立無援の職場環境と長時間労働で発症した経験

体験者は、うつ病を自分とは関係のないものだと思っていましたが、職場の大きなシステム変更と長時間労働、相談できる人のいない環境の中で体調を崩していきました。内科で涙が止まらなくなったことをきっかけに心療内科を紹介され、うつ病と診断された体験です。

体験談の要点

  • うつ病に対して偏見を持ち、自分とは関係ないものだと思っていた
  • 職場の雰囲気が悪く、システム変更後に業務量と問い合わせが急増した
  • 同僚や先輩がおらず、上司にも助けを得られない孤立した状況だった
  • 食欲低下や体調不良が続き、内科で涙が止まらなくなった
  • 心療内科を紹介され、うつ病と診断された後、同じ病気の人への見方が変わった

うつ病への偏見と職場環境

「うつ病なんて弱くて特殊な人がなるもの」と思っていました。生まれ育った地方都市では「精神病院に入院したら一生出て来られなくなる」などと言われていて、怖いなと思ったと同時に「自分とは関係ない」と考えていました。

就職してからは、ちらほらと「あの人もうつ病になっちゃったんだって」という噂を耳にすることもありましたが、「きっと根暗で陰気な人なんだろう」と気にも留めませんでした。

ただ、勤務先は居心地の良いところではありませんでした。職員同士の雰囲気も悪かったですし、他部署ともギスギスしていました。

システム変更と長時間労働

周りからは9時5時勤務が期待されるような職場でしたが、実際はそんなことはなく、毎日退社は23時過ぎでした。それでもまだその日のうちに電車で帰れていた頃はまだましでした。

入社2年目で、会社のシステムは大きく変わり、担当者からの説明が不十分なまま、実務をこなしていかなければならなくなったのです。

他部署からも「昨年とやり方が全然違うがどうなっているんだ!」とクレームが殺到するようになりました。上司に助けを求めても「私にはわからないからあなたが何とかしなさい」の一点張りでした。

仕事内容の大幅な変更、システムの改変、鳴り続ける電話、増え続けるメール、私への質問待ちの行列で、仕事は多忙を極めました。その頃は毎日深夜2時くらいに退社し、休日出勤をしなければ業務が回らない状況でした。

孤立無援の中で出てきた体調不良

私には同僚もいなければ先輩もおらず、上司は「わからない」を繰り返すばかりで、孤立無援でした。

胃の調子が悪かったり、風邪でもなさそうなのに咳が止まらなかったりなど、体の調子は悪いと感じていました。しかし、病院へ行って検査をしても「特に異常はない」と言われたため、つらいと思いながらも仕事を続けていました。

やがて食欲がなくなり、やせ細り、歩くのもやっとという状況になっていきました。「このままでは死んでしまうのでは?」と思いましたが、どういう病院にどう訴えればいいのかわからず困り果て、行きつけの内科に「ものが食べられないので食欲の出る薬をください」と伝え、気が付いたら号泣していました。

心療内科の受診とうつ病の診断

内科医は「これは心療内科だね」と言い、紹介状を書いてくれました。薄々そうではないかと思っていましたが、精神疾患に偏見を持っていた私は、自分がそんなところに通わなければならないことに耐えられませんでした。

ものすごく嫌でしたが、通院を始め、うつ病と診断されました。そのことは職場の人にも話しましたが、案外普通に受け入れてくれたのが唯一の救いでした。

うつ病にかかってしまった人たちに冷ややかだった私は、その人たちに心底申し訳ないと思いました。人にわかってもらえず、どうしようもなく苦しい病気というものがあるのだと思い知らされた一件でした。

まとめ

この体験では、うつ病を自分とは関係ないものだと思っていた体験者が、職場のシステム変更、長時間労働、相談できる人のいない環境の中で、食欲低下や体調不良に追い込まれていった経過が語られています。内科で涙が止まらなくなったことをきっかけに心療内科を紹介され、うつ病と診断されました。その後、同じ病気を抱える人への見方も変わっています。

このページは個人の体験談であり、すべての方に同じ経過や結果が当てはまるものではありません。特定の薬の効果や安全性を保証するものでもありません。薬の使用、増減、中止については、自己判断せず医師や薬剤師へ相談してください。

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