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うつ病の体験談【また笑える日がきますように】

私は子供の頃から神経質で不安症で敏感で、どんなことに対してもネガティブでいつもビクビクしていました。小学校低学年の時に、ドアや窓の隙間が気になることや忘れ物をするのが怖いという理由で全教科の教科書を毎日鞄に入れて持って行く私を心配した親が病院に連れて行きました。

その時お医者さんに言われた病名は『自律神経失調症』でした。病名を知ったからといって、特に何かをするわけでもなくそのまま中学生になりました。

見た目が悪く、勉強もできない、運動もできない私は人と上手くコミュニケーションを取ることができませんでした。そして案の定いじめを受けて地獄のような毎日を送るようになりました。

しかし、いじめを受けているということを相談するのは恥ずかしくて、情けなくて、親にも学校の先生にも誰にもできませんでした。

その頃から自分が思う以上にストレスがたまっていきました。夜に眠ることができくなり、それに加えて手の震えが24時間毎日止まりませんでした。食事も喉を通らなく、表情を作ることができなくなっていました。

そんな状態でも誰にも相談することができず、毎日学校に行ったふりをしながら公園などで学校が終わる時間まで1人でぼ〜っと過ごしていました。

そんな日々が約1年半続き、ある日家で突然倒れてしまいました。意識を失って後ろに倒れた時に床に頭をぶつけ緊急搬送されました。そこでお医者さんに言われた病名が『うつ病』でした。最初は自分が『うつ病』だと言われてもよく意味がわかりませんでした。その当時は『うつ病』がどういうものなのかを知らなかったからです。

その日から心療内科に通い、お医者さんと話をしたり、カウンセラーと話をしたり、自分で本を読んだり、ネットで調べたりしました。

今までは「辛い毎日だ、死んでしまいたい」と思ってはいましたが、自分にそんなにストレスがたまって、病気になるほど苦しんでいたとは思ってなかったので正直驚きました。そして『うつ病』というものは病名がわかったからといって、簡単に治るものではありませんでした。

なんとか高校に合格することができましたが、またしてもいじめを受けていました。私がやってもいないことをやったことにされてしまい、なんと退学処分を受けました。

そのことがまた私の頭をおかしくさせ、どんどん病状は悪化していきました。毎日が地獄、1分1秒が長く感じて上手く息ができません。そんな日々が何年も続きました。その後なんとか入り直した高校を数年かけて卒業し、社会人となりましたが、まだまだ病気は治っていません。

今はうつ病に加えてパニック障害にもなってしまいました。電車に乗っている時や仕事中に、動悸が激しなって息苦しさを感じ意識を失いそうになります。仕事にしても何にしても上手くできないこと、役に立たないこと、見た目が悪いこと、上手く笑えないこと、さまざまなことが気になってしまいます。そんなことを考えていても仕方がないことはわかっているのに頭から離れません。

人生の半分以上を『うつ病』とともに過ごしてきた私が、いつかこの病気に別れを告げ、自分が自分で良かったと、自分のことを好きだと思える日は来るのでしょうか。正直今はまだそんな風に思えませんし、暗く長いトンネルの中をたった1人で歩き続けているような感覚です。